2018年11月28日、マツダは新型 Mazda 3(日本名:アクセラ)を世界初公開した。新型 Mazda 3は、11月30日〜12月9日に開催されるロサンゼルスモーターショーで一般公開される。
ハッチバックとセダン、2つの異なる個性
欧米では「マツダ 3」の名で販売されているアクセラ。2003年のデビュー以来、2018年11月時点で累計販売台数が600万台を超え、マツダの主要な生産拠点において生産の中核を担う、マツダのグローバル戦略車だ。
新型マツダ 3は、日本の美意識の本質を体現することを目指す、深化した「魂動デザイン」を採用。ワンモーションのシンプルな動きでフォルムを描きつつ、繊細なボディ造形による光の移ろいやリフレクションの動きによって、これまで以上に力強く、味わい深い生命感をつくり込んだ。
そのうえで、ハッチバックではエモーショナルさを、セダンではエレガンスさを追求し、「Mazda 3」というひとつのネームプレートのもと、まったく異なる2つの個性をつくり上げている。
また、人間の持つバランス能力を最大限に引き出すことを追求した、新世代車両構造技術「スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー」や、幅広い走行シーンで意のままの加減速を可能にする、最新の「スカイアクティブ-X」「スカイアクティブ-G」「スカイアクティブ-D」を搭載した。
人間を中心に設計するという思想に基づき、クルマとしての基本性能を飛躍的に向上させ、走る・曲がる・止まるという、クルマの動きが自由に感じられるように磨き上げている。
気になる日本仕様のデビューだが、2018年度内と噂されている。ハッチバックが先にデビューし、その後にセダンが登場する予定。ロサンゼルスモーターショーのレポートを含めて、詳しくは12月10日発売のホリデーオート2019年1月号でもお届けする。