ホンダが2017年のフランクフルトショーに出品したアーバンEVコンセプト。その市販型が2019年3月のジュネーブショーで発表されるが、このクルマにはホンダ初の電子サイドミラーが採用されることがわかった。
ホンダ N360のような小さなEV「アーバンEVコンセプト」に電子サイドミラー
2017年のフランクフルトショーに続き、同年の東京モーターショーにも出品されたホンダの「アーバンEVコンセプト」。丸形2灯のファニーフェイスを覚えている人も多いだろう。2019年中に欧州で発売、翌年から日本を含めグローバルに展開することは公式にアナウンスされている。
そんな「アーバンEVコンセプト」、市販プロトタイプが欧州各地でテスト走行する姿を目撃されるようになってきた。コンセプトカーの面影を濃厚に漂わせているが、最大の違いは5ドアボディの採用だ。コンセプトモデルは3ドアHBだったが、市販モデルは5ドアに確定だ。
そして欧州を走るテスト車には、サイドミラーが見当たらないのだ。これを不審に思った目撃者がクルマに近づいてみると…左右のAピラー付け根にはそれぞれ小型のモニターが。そこに写し出されていたのは、アナログのサイドミラーと同じ光景だった。しかも後付け感はまったくなし。スッキリとAピラーの付け根に収まっていたという。
確かにコンセプトカーに採用されていたのも電子サイドミラーだったが、レクサスに続きついにホンダの市販車にも採用されることがわかった。後に続くクルマにも続々と採用される可能性が大。自動車は間違いなく新しいフェーズに入っている。