ルノーF1チームはトップ3を脅かす存在になるか
2018年シーズンは、メルセデスAMG、フェラーリ、レッドブルに次ぐ、コンストラクターズ4位に躍進したルノーF1チーム。ドライバーズ部門でも、ニコ・ヒュルケンベルグがランキング7位、カルロス・サインツJr.が10位の好成績を収めた。
今シーズンは、カルロス・サインツJr.にかわって新たにレッドブルからダニエル・リカルドが移籍。優勝経験豊富なトップドライバーと、安定した速さを見せるニコ・ヒュルケンベルグで、いよいよトップ3進出を狙う。
発表会ではダニエル・リカルドは「ルノーはモータースポーツで偉大なる歴史を持っており、そのフォーミュラ1チームの一員として参加できるのはとてもエキサイティングな挑戦です。チームがさらに飛躍するためのポジティブなエネルギーになりたいですね」とコメント。トップ3を倒す準備はできつつあるようだ。
マシンのカラーリングは、昨年のものと同様、ルノーのコーポレイテッドカラー「イエロー&ブラック」でまとめられている。なお、このマシンの初走行は2月18日からスペイン・バルセロナで行われるF1合同テストになる。

2019年用F1マシン、ルノーR.S.19。

ルノーのパワーユニットの進化も大きなポイントとなる。

ゼッケン3はダニエル・リカルド、27はニコ・ヒュルケンベルグのマシン。

レッドブルがホンダのパワーとユニットを搭載することになり、ワークスとしても重要な1年となる。

シャープなデザインが強調されるカラーリングは、いかにもルノーらしい。

レッドブルから移籍、チャンピオンを狙うダニエル・リカルド。マシン開発能力も問われる。

チーム関係者から高い評価を受けるニコ・ヒュルケンベルグだが、まだ優勝経験がない。リカルドの加入がいい刺激になるか興味深い。