ベントレー・モーターズが2019年6月30日に行われる「パイクスピーク国際ヒルクライム」にコンチネンタルGTで参戦すると発表した。昨年のベイテイガによる参戦に続き2年連続のパイクスピークとなる。

昨年はベンテイガ、今年はコンチネンタルGTで

ベントレーは2018年にベンテイガでパイクスピークに参戦して「量産SUVクラス」の新記録を達成しているが、今年はもっと幅広いカテゴリーとなる「量産車クラス」での新記録樹立を目指す。

そのために選ばれたマシンはW型12気筒エンジンを搭載するコンチネンタルGTだ。このW12エンジンは最高出力635ps、最大トルク900Nmを発揮し、社内テストデータによると0→100km/h加速はわずか3.7秒を誇る。

画像: 2年連続でベントレーによりパイクスピーク国際ヒルクライムに参戦するリース・ミレン選手。

2年連続でベントレーによりパイクスピーク国際ヒルクライムに参戦するリース・ミレン選手。

このマシンをパイクスピークで多くの経験を持つリース・ミレン選手に託して、新記録を狙う。ミレン選手は昨年のベンテイガに続きベントレーのハンドルを握ることになるが「コンチネンタルGTとW12エンジンは新記録に挑むための完璧なプラットフォームだ」とコメントしている。

また、このプロジェクトの詳細については後日、発表されるとのことだ。

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