2019年4月10日、スズキは小型クロスオーバーのSX4 Sｰクロスの仕様を一部変更し、安全装備を充実させて発売した。
優れた走破性はそのままに、安全装備を充実
外観の変更点はない。ボディカラーは、エナジェティック・レッドパール
SX4 Sｰクロスは、乗用車とSUVを融合させたクロスオーバーの小型車だ。力強く迫力のある外観に、広い居住空間としっかり積める荷室スペースを備えたパッケージング、しなやかな走りを実現する足まわりなどを特長とする。
4ＷＤ車には、新世代四輪制御システムの「オールグリップ」を採用し、さまざまなシーンで優れた走破性と走行安定性を発揮し、日常からアウトドアまで幅広い用途に対応する。
生産はハンガリーにあるスズキの子会社であるマジャールスズキ社で行われ、日本では輸入車として販売されている。
フロントのナンバープレート下にミリ波レーダーを備える。
今回の一部仕様変更では、衝突被害軽減ブレーキ「レーダーブレーキサポートII」のほか、フロントシートSRSサイドエアバッグやSRSカーテンエアバッグ、アダプティブクルーズコントロール（作動速度域は約40km/h〜）などを新たに標準装備して、安全装備を充実させた。
インテリアも外観同様、大きな変更はない。
ほかの主な仕様変更点としては、助手席シートベルトリマインダー、エマージェンシーストップシグナル、フロント2ツイーター&リア2スピーカーの装備、などがある。
このクラスとしては広い居住空間にも変わりはない。
1.6L 直4 DOHC VVTのエンジン、6速AT、駆動方式は2WD（FF）と4WDが設定されるなど、パワートレーン系には変更はない。車両価格（税込み）は、2WDが214万560円、4WDが235万6560円となっている。
