2019年4月26日、日産は「スーパーGT シリーズ」レースのファースト・レスキュー・オペレーション車両として「パトロール NISMO」を提供すると発表した。

レース中のアクシデント対応に欠かせないFRO車両

ファースト・レスキュー・オペレーション(以下、FRO)車両とは、レース中にアクシデントが発生した際に、ドライバー、ドクター、そしてレスキュースタッフが乗車し、迅速に救助活動を行うことを目的としたレスキュー車両のこと。

日産が今回提供する「パトロール NISMO」は、日産が60年以上にわたって世界の過酷なレースで戦い、勝利を収めてきた経験と知識を基に、高度なレーシングテクノロジーを搭載した高性能「NISMO ロードカー」シリーズの1モデルだ。

画像: パトロール(ベース車)のサイズは、全長5170×全幅1995×全高1940mm、ホイールベースは3075mm。

パトロール(ベース車)のサイズは、全長5170×全幅1995×全高1940mm、ホイールベースは3075mm。

NISMOのチューニングによる、5.6LのガソリンV8エンジンから繰り出される、428ps/560Nmという圧倒的な出力と、その大柄なボディからは想像のつかない俊敏なハンドリングを併せ持つ究極のパフォーマンスSUVだ。

このパトロールNISMOのFRO車両は、2019年5月4日にスーパーGT 第2戦の決勝レースが行われる富士スピードウェイで贈呈式を実施する。

これまで長きにわたりFRO車両として活躍した「スカイラインクロスオーバー」からバトンを引き継ぎ、激闘のスーパーGTレース活動を支えていく。

画像: パトロールの先代モデルまでは、日本でもサファリの名で販売されていた。

パトロールの先代モデルまでは、日本でもサファリの名で販売されていた。

なお、現行型のパトロールは日本国外専売車のため、日本では発売されていない。昨今のSUVブームを考えると、NISMOバージョンも含めて日本導入を期待するファンも多いのだが…。

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