ゼネラルモーターズ・ジャパン（GM ジャパン）は、キャデラックの最上級セダン「キャデラック CT6」の新型モデルを2019年6月15日（土）から販売を開始する。価格は1026万円。
コンセプトモデル「エスカーラ」のデザインを踏襲
新型「キャデラック CT6」は、今後のキャデラックのデザインアイコンの基として造り上げられ、2016年にペブルビーチでお披露目されたキャデラックのコンセプトモデル 「エスカーラ」のデザインを踏襲した最初のモデルだ。クリスタルフォグ仕上げのグリルと20インチの大径ホイールを備え、アイコンである縦長デザインを基調にしたDRL（デイタイムランニングライト）を採用する。
フロントマスクも一新した新型キャデラック CT6。
パワートレーンには3.6L V6エンジンを搭載。最高出力340ps／最大トルク386Nmを発生するとともに、新たに10速ATを組み合わせた。
また今回、GMジャパンがゼンリンデータコムと共同開発した世界初の完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」を搭載。GPS測位できない環境でも車両搭載センサーと連携して位置測位が可能で、最新の地図を常にストリーミングし、地図データ更新の煩わしさから開放する。
新型キャデラック CT6は、完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」を搭載。
リアシート用には2台の高解像度10インチディスプレイを用意。手持ちのスマホなどデバイスと接続してコンテンツを楽しめ、新たに採用したロータリーコントローラーはApple CarPlayやAndroid Autoでの使用を考慮したエルゴノミックな操作感を実現する。車両価格は1026万円（税込）。
新型キャデラックCT6 主要諸元
●全長×全幅×全高：5230×1885×1495mm
●駆動形式=4WD
●エンジン種類=V6DOHC
●総排気量=3649cc
●最高出力=340ps/6900rpm
●最大トルク=386Nm/5300rpm
●トランスミッション=10速AT
