安全性能の高さに加え、機能性や魅力をさらにアップ
フォレスターは、スバルが最量販車種と位置づけるグローバル戦略車のSUVだ。現行型は第5世代で、2018年3月にニューヨーク国際オートショーでワールドプレミアされ、日本では同年6月から発売されている。
新開発プラットフォームのSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用することでクラストップレベルの衝突安全性能・危険回避性能や、ドライバーの意志に忠実なハンドリング・快適な乗り心地を実現している。
さらにスバル初となる乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」や水平対向エンジンと電動技術を組み合わせた「e-BOXER」など新たな価値を加えることで、ユーザーが豊かさ、快適さ、愉しさ、冒険心といった気持ちを感じられるエモーショナルで身近な存在として、機能・性能を磨き上げている。
今回の改良では、後席への荷物等の置き忘れをブザーと画面表示で知らせる「リヤシートリマインダー」を新たに採用し、機能性を高めた。
さらに、新色として「マグネタイトグレー・メタリック」を採用。緻密で滑らかな輝きと、落ち着きのある色合いが特長で、フォレスターの魅力をさらに向上させている。
フォレスターは2018年度JNCAP 衝突安全性能評価で最高得点を獲得し、「大賞」を受賞した。また、同年のJNCAP 予防安全性能評価でも最高ランク「ASV+++」を獲得し、幅広い領域における安全性能の高さが評価されている。
ちなみに、フォレスターのグレード別販売構成比では、e-ボクサー搭載の「アドバンス」が最も高く、全体の約半数(2018年6月20日〜2019年5月31日の累計販売構成比で47%)を占めている。水平対向エンジンとモーターアシストによる軽快な加速がユーザーから好評を得ているようだ。
車両価格(税込み)は、ツーリングが280万8000円、X-ブレークが291万6000円、プレミアムが302万4000円、アドバンスが309万9600円。
エンジンはアドバンスが2L 水平対向4気筒+モーター、それ以外は2.5L 水平対向4気筒。いずれもトランスミッションはリニアトロニック(CVT)で駆動方式はAWDのみとなる。