スペシャルな「SVJ」の中でも、さらに特別な存在
アヴェンタドールSVJ 63 ロードスターは、ランボルギーニ チェントレ・スティーレ(デザインセンター)とスコアドラ・コルセ(モータースポーツ部門)が共同で開発したモデルで、アヴェンタドールSVJ ロードスターをベースに、このモデル専用にデザインされたカーボンファイバー製ルーフ、エンジンカバー、エアベント、ウインドスクリーン、ウィングミラーなどを装備しているのが特徴となっている。
アドペルソナル・プログラムによって、オーナーの要望に応じてどんなカラーリングやトリムオプションにも対応する準備を整えているのもポイントで、今回公開された車両には、ワンオフモデル「SC18アルストン」で注目を集めたマットグレーに近いグリジオ・アチェソのカラーリングが施されれていた。
内装の仕上げにももちろん様々な仕様が用意されているが、公開された車両のインテリアは、Grigio Octans(グレー)とGrigio Cronus(グレー)とArancio Dryope(オレンジ)にアレンジされたアルカンターラ、カーボンファイバー、カーボンスキンで鮮やかに仕立てられている。
ベースとなったのはアヴェンタドールSVJ ロードスターで、最高出力770ps/最大トルク720Nmを発揮する6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載。2.9秒で100 km/hまで、8.8秒で0から200 km/hまで加速し、 100 km/hから31mで停止する。
生産される63台はすでに世界中のコレクターからの注文で完売となっており、この後、1台1台がじっくりと組み立てられ、2020年初頭から納車されていく。
なお、今年のモントレーカーウィークではアヴェンタドールSVJ 63 ロードスターのほか、米国の若手アーティスト、スカイラー・グレイが 仕上げた「アヴェンタドール S by スカイラー・グレイ」も発表されている。