アジアプレミアが2台、ジャパンプレミアも4台展示
まずは、メルセデス・ベンツの主要な展示予定車を紹介しよう。
●メルセデス・ベンツ ヴィジョン EQS(アジアプレミア、参考展示)
●スマート EQ フォーツー(アジアプレミア、参考展示)
●メルセデス・ベンツ E350de(ジャパンプレミア、発表モデル)
●メルセデス・ベンツ V220d アバンギャルド ロング(ジャパンプレミア、発表モデル)
●メルセデス・ベンツ A45 S 4MATIC+エディション1(ジャパンプレミア、発表モデル)
●メルセデス・ベンツ A35 4MATIC セダン(ジャパンプレミア)
今回は残念ながらワールドプレミア(世界初公開)のモデルはないが、アジアプレミアが2台、ジャパンプレミアが4台展示される。これ以外にも、市販モデルのCLA、Bクラス、EQC、AMG-GTなど7台が展示される予定だ。
ヴィジョンEQSは、EQブランド初のコンセプトサルーンだ。車名のSはSクラスを意味していると思われ、将来的にSクラスはEQSに置き換わるだろうと言われている。先日、日本でも発売されたEQC同様、前後にモーターを搭載した4WDのフルEVサルーンだ。最大出力は476馬力、最大トルクは760Nm。
100kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、フル充電なら走行可能距離は最大700km。188個のLEDからなるフロントグリルや、豪華ヨットからインスパイアされたインテリアなど、内外装もメルセデス・ベンツのフラッグシップとなるにふさわしいものとなっている。
スマート EQ フォーツーは、現行型スマートのEVバージョンだ。スマートは、フォーフォー、フォーツーともエンジン搭載をやめてEVとすることを発表している。このEQ フォーツーもエンジンの搭載されていた車体後部に81馬力と160Nmを発生するモーターを搭載したフルEVだ。
また、東京モーターショー2019におけるメルセデス・ベンツのブースでは、LINEを活用した情報発信やデジタルスタンプラリーなどのコンテンツや、対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」の体験コーナー、メルセデス・ベンツ コレクションの販売なども予定されている。
メルセデス・ベンツとスマートのブースは、東京ビッグサイト 南1ホールで、出展面積は約1600平方メートル。
なお、メルセデス・ベンツ日本では、東京モーターショーの開幕に合わせてショーの関連情報を紹介するスペシャルサイトも10月23日に公開予定だ。