2019年10月26日、FCAジャパンはアバルト 595の特別限定車「595 Competizione Stile(コンペティツィオーネ・スティーレ)」を255台限定で発売する。

ふだん使いを重視して通常タイプのスポーツシートを採用

アバルト 595は、フィアット 500をベースにアバルトがチューンしたモデルだ。以前の車名はアバルト 500だったが、フィアット 500との差別化を強めるために2017年のマイナーチェンジでアバルト 595に変更された。

今回の限定車のベースは595の中でも最もスポーツ性の高い「595 コンペティツィオーネ」だ。最高出力180psを発生する1.4Lターボエンジン、スポーツサスペンション、ブレンボ製ブレーキ、レコルトモンツァのエキゾーストシステムなどを採用している。さらにサーキット走行にも対応するサベルト社製のスポーツシートも採用していたが、今回の限定車では「595/595C ツーリズモ」と共通の通常タイプのスポーツシートに変更されている。

画像: 普段使いを重視したとはいえ、ブラウンレザーのスポーツシートもサポートは良さそうだ。

普段使いを重視したとはいえ、ブラウンレザーのスポーツシートもサポートは良さそうだ。

サイドサポート部分の張り出しが小さい、ブラウンのフルレザー仕様のシートを採用し、乗降性を高めて普段使いを重視したことから、イタリア語でスタイルを意味する「スティーレ」という名が与えられた。

ボディカラーは、ビアンコ ガラ(ホワイト)、ロッソ アバルト(レッド)、グリジオ レコルト(グレー)の3色で、ロッソ アバルトは595 コンペティツィオーネには設定されていない色だ。ミッションはベース車と同じ5速MTとATモード付き5速シーケンシャルトランスミッション(AMT)を設定。各色、MTが40台、AMTが45台の合計255台限定となる。

ハンドル位置は、右のみ。
車両価格(10%税込)は、MTが378万円、AMTが395万円と、いずれもベース車より5万円安い設定となっている。

画像: こちらのボディカラーは、ビアンコ ガラ(ホワイト)。

こちらのボディカラーは、ビアンコ ガラ(ホワイト)。

アバルト 595 コンペティツィオーネ スティーレ 主要諸元

●全長×全幅×全高:3660×1625×1505mm
●ホイールベース:2300mm
●重量:1120kg
●エンジン種類:直4 DOHCターボ
●排気量:1368cc
●最高出力:132kW(180ps)/5500rpm
●最大トルク:230Nm(23.5kgm)/2000rpm
<SPORTスイッチ使用時は250Nm(25.5kgm)/3000rpm>
●トランスミッション:5速MT(5速AMT)
●JC08モード燃費:13.1km/L(AMTは13.4)
●タイヤ:205/40R17
●車両価格(10%税込):378万円(AMTは395万円)

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