
オフロードの難コースで実力を発揮
2018年6月に20年ぶりのフルモデルチェンジが行われたスズキ ジムニー。軽自動車の本格オフローダーとして長年に渡って人気のモデルですが、新型になってさらにその実力に磨きがかかったようです。
試乗は、特別に用意されたオフロードコースで行いました。それも、「本当に大丈夫かな〜」と思ってしまうほどの難易度設定です。なんたって、運転席からは壁にしか見えないところもあったんですから。それだけ、スズキの開発陣も自信満々ということでもあるのですが・・・。
その高い走破性は、動画で観たほうが分かりやすいので詳述しませんが、急傾斜の坂の上り下りをはじめ、これでもか!これでもか!の難行苦行を見事にクリアするシーンは、ちょっと感動モノです。竹岡圭さんも感嘆の声をあげています。
それでいて、乗り味のよさも持ち合わせているところがジムニーの心憎さです。彼女曰く「デコボコ道で受けるボディへの衝撃もそれほど強く感じなかった」そうです。ラダーフレームのおかげということでしょう。
ちなみに、試乗したクルマは、XCの5速MTでした。ジムニーは、ラインアップするすべてのグレードに4速AT(オートマチックトランスミッション)に加え5速MTが用意されてます。いまどき珍しいことですが、このあたりが幅広いユーザーから支持を受けているワケでもあるんですね。





竹岡 圭の今日もクルマと・・・SUZUKI新型ジムニー速攻インプレッション
youtu.be■スズキ ジムニーXC 主要諸元
●全長×全幅×全高:3395×1475×1725mm
●ホイールベース:2250mm
●車両重量:1030kg
●エンジン:直3 DOHCターボ
●総排気量:658cc
●最高出力:47kW(64ps)/6000rpm
●最大トルク:96Nm/3500rpm
●トランスミッション:5速MT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:レギュラー・40L
●WLTCモード燃費:16.2km/L
●タイヤサイズ:175/80R16
●車両価格(税込):177万6500円