今年で4年目となる竹岡 圭さん主宰の「圭rally project」(http://www.kei-rally.com)。このコーナーではその活動の模様を彼女自身の手で綴ってもらいます。今回は「セントラルラリー愛知・岐阜2019」(11月7日・金~10日・日)DAY1(本戦初日)。波乱の幕開けとなりました。
前夜によぎった不安が現実のものに
レッキ(下見)を無事終え、気合十分でDAY1を迎えたはず…と皆さんお思いでしょうが、実は前日寝る前にちょっと不安がよぎって来たんですよね…。
それは、道を間違えちゃうんじゃないか?ということ。道に迷っちゃうんじゃないかなぁ~?って、心配になっちゃったんです…。なんたって私、一生懸命頑張ってもどうしても道を覚えられない、こりゃちょっと病気なんじゃないか?って思うくらいの方向音痴なんですよ…。
そんな嫌な予感は見事的中!なんと、SS1から道を間違えることになっちゃったんです~トホホ。
まずSS1はジャンクション(交差点)を行き過ぎてしまいました。そのわりにタイムは出ていたのであとで悔しがることになるのですが、なんと!SS2は、ジムカーナのようなところがあり、そこでパイロンを見落としてミスコースしてしまったんです!
場内放送でも思いっきり「なんと!ミスコース~!」と叫ばれていたそうで、スミマセン…。お恥ずかしい限りですね。
ラリーの厳しい現実に翻弄された1日
そして、SS3はリエゾンで道を間違えてしまったんですよ…。もちろん、ウチだけではなく、そんなチームも多かったようで、時間的に余裕がなくなりSS5はキャンセルに。
でもこれが余計悔しさを助長することになりました。というのもこのSS5は、SS1と同じコース。SS1で、ジャンクションを行き過ぎてUターンしてもそんなにタイムが悪くなかったので、どうしてももう一度走りたかったんですよねぇ…。あぁ悔しい。
でもこれがラリーなんですよ、モータースポーツなんですよね。というわけで、日没ギリギリでSS6、とっぷり日も暮れてサービスパークに戻ってきました。
(文:竹岡 圭/写真:原田 淳)