2020年2月に4代目にフルモデルチェンジされて以来、予想を上回る人気が続いているホンダ フィット。以前にはショールームでの写真で紹介したが、今回はロケでの写真でディテールを紹介しよう。

心地良さと安全装備の充実が人気の要因か

4代目となった新型フィットは、1.5Lガソリンエンジンと2モーターを組み合わせたハイブリッド「e:HEV(イーエイチイーブイ)」と、1.3Lガソリンエンジンの2種のパワートレーンを設定。ハイブリッドは電気式無段変速機、ガソリンエンジンはCVTと組み合わされ、いずれにもFFと4WDが用意されている。

従来のような装備などの違いでタイプを設定するのではなく、ユーザーのライフスタイルやライフステージに合わせて選べる5つのタイプを設定した。その5つとは、シンプルで自分らしさが光る「ベーシック」、生活になじむデザインと快適性を備えた「ホーム」、毎日をアクティブに過ごしたい人のための「ネス」、週末に出かけてくなるエンジョイライフに応える「クロスター」、洗練と上質を兼ね備えたスタイリッシュな「リュクス」となっている。

発売後およそ1カ月で、販売計画(1万台/月)の3倍以上となる受注があり、立ち上がりは好調なようだ。2020年3月は1万4845台を販売し、登録車ではカローラ(1万6327台)に次ぐ第2位となっている。ちなみに、ヤリスは1万3164台で第3位だった。

新型フィットの購入ポイントとしては、心地良い視界、e:HEVの乗り心地の良さ、そして全グレードに標準装備された先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」などが要因とされている。(写真:井上雅行)

フィット ホーム 主要諸元

●全長×全幅×全高:3995×1695×1515mm
●ホイールベース:2530mm
●重量:1180kg
●エンジン種類:直4 DOHC
●排気量:1317cc
●最高出力:72kW<98ps>/6000rpm
●最大トルク:118Nm<12.0kgm>/5000rpm
●トランスミッション:CVT
●WLTCモード燃費:20.2km/L
●タイヤサイズ:185/60R15
●税込み車両価格:171万8200円

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