エクステリアからインテリアまで、黒で引き締まった印象に
コンパクトからプレミアム、また本格オフローダーなど5つのSUVを日本市場で展開するジープは、そのラインアップで比較的コンパクトな3モデル、チェロキーとコンパス、レネゲードのそれぞれに「ナイトイーグル」を設定、2020年5月9日に台数限定で発売を開始した。
ナイトイーグルは黒をイメージカラーにした特別仕様車で、ブラックフロントグリルやブラックのJeepエンブレム、またインテリアにもピアノブラックのアクセントパーツなどを共通装備している。
ジープブランドの中で最もコンパクトなレネゲードは、全長4255mm、全幅1805mmと日本の道路環境でも運転しやすいサイズ持つ。1.3L直4ターボ（151ps／270Nm）を搭載したロンジチュードをベースに、ナイトイーグルは革巻きハンドルやソフトタッチなドア内張りにより質感を向上、さらにオートヘッドライトや雨量感知機能のついたオートワイパーなどにより安全性も高めている。またベースモデルで16インチのホイールは、18インチに大きくなり足元を精悍に演出する。車両価格は311万円で、スレートブルーP/C（限定100台）と、人気のアルパインホワイト（限定100台）をそれぞれ用意される。
コンパスはレネゲードの上位モデルにあたり、全長こそ155mm長くなる（4400mm）ものの全幅はほぼ同じ1810mmと、取り回しやすさを持つ。コンパスのナイトイーグルは2.4L 直4（175ps／229Nm）を搭載するロンジチュードをベースとし、18インチアルミホイールやブラックフォグランプベゼルやブラックウインドウモールを特別装備。インテリアには専用デザインのシートを採用するなどして車両価格は379万円となる。ボディカラーはグレーマグネシオメタリック（限定100台）と、ヴォーカルホワイトP/C（限定100台）を設定される。
ジープブランドの中核を担うチェロキーは、上記した2モデルとは異なり4WD駆動方式を採用するグレードをベースにしている。2.4L 直4エンジン（177ps／229Nm）やLEDヘッドライト、レザーシート、安全装備を採用するロンジチュードにナイトイーグルの特別装備、ブラックのフォグランプベゼルやウインドウモールディング、ルーフレールを装着することで、色彩の統一感を演出する。車両価格は452万円で、200台の限定販売。ボディカラーはベース車に設定されていないグラナイトクリスタルメタリックのみのラインアップとなる。
