羊毛とリサイクル素材を用いた最上級ファブリックシート
2025年までに新車販売台数の100％を電動化モデルにすることを目標とするボルボは2020年4月、48VリチウムイオンバッテリーとISGM（インテグレーテッド スターター ジェネレーター モジュール）を組み合わせたMHEV（マイルドハイブリッド）グレードをXC60とXC90に追加していた。燃料消費の効率化だけでなく、アイドリングストップによるエンジン再始動のノイズや振動を大幅に抑える効果もある。
今回、MHEVモデルのXC90 B5 AWD モメンタムをベースにした特別仕様車「XC90 B5 AWD テイラードウールエディション」が15台限定、896万円で発売された。ボディカラーは2種類あり、サヴィルグレーメタリックは5台、バーチライトメタリックは10台を用意される。
名称のとおり羊毛、ウールを用いた「テイラードウールブレンドシート」や「ブラックアッシュウッドパネル」、専用デザインの20インチアルミホイール、チルトアップ機構付電動パノラマガラスサンルーフ、harman／kardonプレミアムサウンドオーディオシステムなどを特別装備したモデルとなる。
2040年までにクライメートニュートラルな製造業となることを目指し、CO2を含む温室効果ガスの排出削減に取り組むボルボらしく、テイラードウールブレンドシートはウール30％とリサイクルポリエステル素材70％を組み合わせた生地を採用したファブリックシートである。その開発と製造は、ボルボの新しい価値観である「サステナブル スウェディッシュ ラグジュアリー」を表現しているという。
また、現行のボルボ車と同様に先進の安全運転支援システム「IntelliSafe（インテリセーフ）」を標準装備する。アダプティブクルーズコントロールをはじめとして、対向車対応機能や歩行者・サイクリスト検知機能、車線維持支援機能など16種類以上の機能を持つ。
ボルボ XC90 B5 AWD テイラードウールエディション 特別装備
クライメートパッケージ（リアドアウインドーサンブラインド、ステアリングホイールヒーター、リア2列目シートヒーター）
チルトアップ機構付電動パノラマガラスサンルーフ
harman／kardonプレミアムサウンドオーディオシステム
ブラックアッシュウッドパネル
テイラードウールブレンドスポーツシート
専用アルミホイール（9.0J×20インチ・275／45R20タイヤ）
