リアドアのパワースライドドアなどの機能を省略
2003年にデビューした初代ダイハツ タントは背が高い、軽スーパーハイトワゴンのジャンルを確立したモデル。2007年には2代目となり、助手席側のドア開口部を拡大「ミラクルオープンドア」を採用し、さらに超高張力鋼板を前後ドアに採用することでボディ剛性を確保するなど、使い勝手と安全性を両立させてきた。
現行モデルは4代目にあたり、新世代プラットォーム「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」による第1弾として2019年7月にデビュー、機能性の向上だけでなく幅広いユーザー層の要望に応えるかたちで先進の安全装備「スマートアシスト」を採用するなど、商品力を高められている。
今回、このタントに新グレード「Xスペシャル」が設定された。従来からラインアップされている「X」をベースに、リアドアのパワースライドドアやスライドドアイージークローザー、助手席イージークローザーなどの装備を省略することにより車両価格をおよそ8万円あまり抑えたモデルで、お買い得感をアピールする。
ダイハツ タント Xスペシャル 車両価格
Xスペシャル(NAエンジン+CVT/2WD):140万8000円
Xスペシャル(NAエンジン+CVT/4WD):153万4500円
ダイハツ タント Xスペシャル 主要装備
ミラクルウォークスルーパッケージ
(運転席540mmロングスライドシート、助手席380mmロングスライドなど)
プッシュボタンスタート&キーフリーシステム(イモビライザー機能付)
運転席/助手席 タッチ式リクエストスイッチ式
バックドア リクエストスイッチ付
プッシュ式オートエアコン
オート格納式カラードドアミラー(2WD)
オート格納式ヒーテッドカラードドアミラー/助手席側サイドアンダーミラー(4WD)