2020年7月6日、ホンダは軽乗用車の「N-BOX(エヌボックス)」シリーズが、2020年上半期(1〜6月)の新車販売台数が登録車も含めて第1位を獲得したと発表した。(タイトル写真、左がN-BOX、右がN-BOX カスタム)

年間でも年度でも販売台数は5年連続で軽ナンバーワンを獲得中

ホンダのスーパーハイト軽ワゴン、N-BOXは初代が2011年12月に発売され、現行型は2017年8月に発売された2代目にあたる。初代のキープコンセプトで登場した現行型も、軽乗用車最大級の室内空間や、存在感のあるデザイン、そして全タイプに標準装備した先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」や、優れた走行性能と燃費性能などで人気を呼んでいる。

2020年上半期(1〜6月)、N-BOXシリーズ(2020年2月に販売終了したN-BOX スラッシュなどを含む)の販売台数は10万1454台(全国軽自動車協会連合会調べ)となり、登録車を含む新車販売台数において第1位を獲得した(日本自動車販売協会連合会および全国軽自動車協会連合会調べ)。

画像: 今やすっかり見慣れた、スーパーハイト軽ワゴンらしいN-BOXのスタイル。

今やすっかり見慣れた、スーパーハイト軽ワゴンらしいN-BOXのスタイル。

N-BOXは初代が2011年12月に発売以来、2016年12月には累計販売台数100万台を、2020年6月には累計販売台数180万台を達成している(2020年6月末現在で、181万5528台)。年間計四輪車販売台数は2015年から5年連続で、年度軽四輪車販売台数も2015年度から5年連続で第1位を獲得している。登録車も含めた四輪総合順位でも、2017年から4年連続で販売台数第1位を獲得している。

2020年の上半期は新型コロナウイルス感染症の問題などで、ほとんどの車両は販売台数が落ち込んでいる。N-BOXといえども前年比では77.3%の10万1454台ではあったが、他車に比べれば健闘していたということになるのだろう。

画像: 軽とは思えない広い室内と質感の高いインテリアも人気の要因だ。

軽とは思えない広い室内と質感の高いインテリアも人気の要因だ。

ちなみに、軽自動車のトップ5は、第2位がスズキ スペーシア(6万5323台)、第3位がダイハツ タント(6万2253台)、第4位が日産 デイズ(5万5239台)、第5位がダイハツ ムーヴ(4万8283台)と、2位以下はトップのN-BOXに大きく水を開けられている。多くのライバルが登場してきたが、N-BOXの天下は、まだまだ揺るぎのないものなのだろうか。

This article is a sponsored article by
''.