2020年7月14日、アウディジャパンは今年で生産を終了するTTロードスターの限定モデル「ファイナルエディション(Audi TT Roadster final edition)」を発表。9月15日より全国のアウディ正規ディーラーで発売が開始される。

初代TTをオマージュした限定モデル

プレミアムコンパクトスポーツとして、1998年に登場したアウディTTロードスター。先進的なデザインと軽快な走りで、多くのファンの心を捉え、現在3世代目へと進化し続けてきたが、残念なことに今年いっぱいで生産終了が決定した。

2020年7月14日に発表となったアウディTTロードスターファイナルエディションは、その生産終了を受けて登場した最後の限定モデルで、2L直4DOHCターボ(230ps/370Nm )搭載のTTロードスター45TFSIクワトロ(6速DCT)をベースに製作された。

画像: ボディカラーは専用色のナノグレーメタリック。初代アウディTTロードスターのコンセプトカーに使用されたボディカラーが意識されている。

ボディカラーは専用色のナノグレーメタリック。初代アウディTTロードスターのコンセプトカーに使用されたボディカラーが意識されている。

初代を意識した内外装が特長で、専用色のナノグレーメタリックは、コンセプトカーで使用したボディカラーであるドロミテグレーをイメージし、専用5スポーク19インチアルミホイールは、初代のシンプルなデザインを踏襲したものだという。

イエローステッチの入るブラウンのモカシンレザーで統一された、電動調整機能ボルスター付Sスポーツシート、アームレスト、センターコンソール等ちょっとゴージャスなインテリアも魅力。他にマトリクスLEDヘッドライトを始め、エアスカーフ、初代TTのインテリアパーツを手掛けたBang&Olufsenのサウンドシステム、運転支援システムなど、最後の限定モデルならではの仕様が盛りだくさんとなっている。限定50台で発売は9月15日より。車両価格は729万円となる。

画像: 華やかムードを醸し出すブラウンのモカレザーのインテリア。

華やかムードを醸し出すブラウンのモカレザーのインテリア。

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