2020年7月31日、ホンダは8月に発表を予定しているフルEV(電気自動車)「Honda e(ホンダ イー)」に関する情報をホームページで先行公開した。

ホンダ初の量産フルEVがいよいよ日本の道を走り出す

画像: 2019年のフランクフルト モーターショーで発表されたときのホンダ e。

2019年のフランクフルト モーターショーで発表されたときのホンダ e。

Honda e(以下、ホンダ e)は、ホンダ初の量産フルEV(電気自動車)だ。2019年のジュネーブ モーターショーでプロトタイプが、フランクフルト モーターショーで量産モデルが公開され、日本では同年の東京モーターショーで初公開された。今回、2020年8月の発表予定を前に、ホンダ eに関する情報をホンダはホームページで先行公開した。

ホンダ eは、ホンダが提案する都市型コミューターだ。新しい時代になじむシンプルでモダンなデザインながら、1960年代の軽自動車「N360」をも彷彿とさせる、懐かしさも感じさせるスタイリングが可愛らしい。

画像: 初代シビックをも彷彿とさせるサイドビュー。ドアハンドルはポップアップ式。

初代シビックをも彷彿とさせるサイドビュー。ドアハンドルはポップアップ式。

まだ日本仕様のスペックは発表されていないので、ヨーロッパ仕様のスペックを参考に紹介しておこう。ボディサイズは、全長3895×全幅1750×全高1512mm、ホイールベースは2530mmと、都会で扱うにはちょうどいいサイズだ。最小回転半径も4.3mと小回り性も優れている。

後輪を駆動するモーターは、ヨーロッパ仕様では136psと154psが設定され、駆動用バッテリーは容量35.5kWhのリチウムイオンバッテリー。フル充電での航続距離は、136ps仕様が最大222km、154psが最大210〜222km(ホイールサイズによる)となっている。

画像: 2画面の大型タッチパネルモニターの「ワイドスクリーン ホンダ コネクトディスプレイ」。

2画面の大型タッチパネルモニターの「ワイドスクリーン ホンダ コネクトディスプレイ」。

日本仕様のスペックも、ほぼ変わらないはずだ。インテリアでは、2画面の大型タッチパネルモニターの「ワイドスクリーン ホンダ コネクトディスプレイ」や、ドアミラーに代わるサイドカメラミラーシステムなど、先進で多彩な機能を搭載している。コネクテッド技術では、AIによる音声認識や情報提供を行う「ホンダ パーソナル アシスタント」などを備え、未来を具現化したEVといえるだろう。

現在のところホームページでは、エクステリア & インテリア デザイン、インパネ、7色のボディカラー(ヨーロッパ仕様は5色)、サイドカメラミラーシステム、充電/給電ポート、アルミホイール、そしてイベント情報などの概略を写真で紹介している。

気になる価格やスペックなど、日本仕様の詳細は今後このホームページからも発信されるはず。当Webモーターマガジンでも、新しい情報が入り次第、逐次紹介していく予定だ。

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