2020年8月27日、ゼネラルモーターズ(GM)ジャパンは1月に日本初公開して先行予約を開始していた新型シボレー コルベットの仕様と車両価格を正式決定した。先行発表していた「コルベットクーぺ」に加え、コルベット史上初のハードトップを採用した「コルベットコンバーチブル」の導入も決定、2021年5月よりデリバリーが開始される予定であることも、あわせて明らかになった。

コルベット史上初のハードトップ コンバーチブルの導入も決定

1953年に誕生したシボレー コルベットは、アメリカを代表するハイパフォーマンス スポーツカー。今回正式に日本導入が決定した新型は8世代目で、史上初となるミッドシップの駆動レイアウトを採用して衝撃的なデビューを飾っている。アジアプレミアムとなった2020年1月の日本初公開で大きなセンセーションを巻き起こしたのも記憶に新しい。

日本仕様はその初公開の際に、「2LTと3LTの2トリムのクーぺモデルを設定」と発表されたが、さらにコルベット史上初のハードトップを採用した「コルベット コンバーチブル」の導入も正式に決まった。また、予告どおり、コルベットブランド初の右ハンドルとなる。

コルベット コンバーチブルは従来のソフトトップに比べ、より静粛なキャビン、セキュリティの向上、クリーンな外観を実現し、48km/hまでの走行であれば所要時間わずか16秒で開閉が可能となっている。またトランクスペースはトップ収納時でもゴルフバッグ2個を搭載可能な大きさを有する。

搭載されるエンジンは、シボレーの次世代型6.2Lスモールブロック V8 。自然吸気のOHVながら、最高出力は495hp/最大トルクは637Nmと、エントリーレベルのコルベットとしては過去最強のパワースペックを発生する。組み合わされるトランスミッションは8速DCTとなる。

また、日本仕様にはGMジャパンがゼンリンデータコムと共同開発した最新の完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」が標準装備されることになったのもニュースだろう。

なお、新型コルベットの正式車名は本国では「コルベット スティングレイ」を名乗るが、日本では単に「コルベット」となる。

車両価格はシボレー コルベット 2LTが1180万円、シボレー コルベット 3LTが1400万円、シボレー コルベット コンバーチブルが1550万円。

画像: クーぺと同時に日本に導入されることになったコルベット コンバーチブル。

クーぺと同時に日本に導入されることになったコルベット コンバーチブル。

画像: トランスミッションは8速DCTで、ステアリングにはパドルシフトも備わる。写真は北米仕様で左ハンドルだが、日本仕様は右ハンドル。

トランスミッションは8速DCTで、ステアリングにはパドルシフトも備わる。写真は北米仕様で左ハンドルだが、日本仕様は右ハンドル。

シボレー コルベット クーぺ 2LT 主要諸元

●全長×全幅×全高:4630×1934×1234mm
●ホイールベース:2722mm
●重量:1526kg
●エンジン種類:V8 OHV
●排気量:6153cc
●最高出力:495hp/6450rpm
●最大トルク:637Nm/5150rpm
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:縦置きMR
●タイヤサイズ:前245/35ZR19、後305/30ZR20
●ハンドル位置:右
●車両価格:1180万円
※北米仕様参考値

シボレー コルベット クーぺ 3LT 主要諸元

●全長×全幅×全高:4630×1934×1234mm
●ホイールベース:2722mm
●重量:1526kg
●エンジン種類:V8 OHV
●排気量:6153cc
●最高出力:495hp/6450rpm
●最大トルク:637Nm/5150rpm
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:縦置きMR
●タイヤサイズ:前245/35ZR19、後305/30ZR20
●ハンドル位置:右
●車両価格:1400万円
※北米仕様参考値

シボレー コルベット コンバーチブル 主要諸元

●全長×全幅×全高:4630×1934×1234mm
●ホイールベース:2722mm
●重量:1572kg
●エンジン種類:V8 OHV
●排気量:6153cc
●最高出力:495hp/6450rpm
●最大トルク:637Nm/5150rpm
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:縦置きMR
●タイヤサイズ:前245/35ZR19、後305/30ZR20
●ハンドル位置:右
●車両価格:1550万円
※北米仕様参考値

This article is a sponsored article by
''.