「翡翠」と「杏」、「硯」をモチーフとした3つのコーディネート
近年のシトロエンブランドモデルはひと目でそれとわかる、とにかく個性的なデザインで登場する。2017年7月に日本でデビューしたハッチバックのC3も同様、曲線・丸を基調としてブランドアイコンのひとつにもなっているポリウレタン製衝撃吸収材「エアバンプ」をボディ各部に配置するなど個性を強調する。全長3995mm/全幅1750mmとコンパクトな点も日本での人気を呼ぶ要因のひとつとなっている。
このC3には過去、カフェやカラメルなどの色をテーマとした特別仕様車をいくつも設定されてきた。そして今回、新たに「和」をモチーフとしたカラーコーディネートをまとった特別仕様車「C3 インスパイアード byジャパンコレクション」が発売された。
![画像: 硯をモチーフにしたC3 インスパイアード byジャパンコレクション Suzuri。グレーのアクセントと黒のルーフが組み合わされる。搭載されるエンジンはいずれも共通で、1.2L直3ターボ(110ps/205Nm)となる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2020/09/17/12101ac58413f76cc7a3c84f640bcba76b06a279_xlarge.jpg)
硯をモチーフにしたC3 インスパイアード byジャパンコレクション Suzuri。グレーのアクセントと黒のルーフが組み合わされる。搭載されるエンジンはいずれも共通で、1.2L直3ターボ(110ps/205Nm)となる。
バリエーションは3つあり、日本の色彩表現として「翡翠(Hisui)」と「杏(Anzu)」、「硯(Suzuri)」を用意され、フォグランプベゼルやエアバンプ、ルーフステッカーなどに独自のコーディネートが施される。それぞれのインテリアカラーは共通でブラウンのテップレザー内装となる。
アーモンドグリーン(薄緑系)のボディカラーをまとったHisuiには、ブロンズのフォグランプベゼルとエアバンプ、ブロンズ/ブラックのルーフステッカー、サーブル(薄茶系)のAnzuには、マットオレンジのフォグランプベゼルとエアバンプ、オレンジ/ブラックのルーフステッカー、ブランバンキーズ(白)のSuzuriには、タプナード(グレー系)のフォグランプベゼルとエアバンプさらにドアミラー、タプナード/ホワイトのルーフステッカーが組み合わされる。
![画像: C3 インスパイアード byジャパンコレクション Suzuriのルーフ。黒と白、茶が組み合わされたコーディネート。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2020/09/17/20a36b25e47d1743a27f6b3844b0052a6839e4ac.jpg)
C3 インスパイアード byジャパンコレクション Suzuriのルーフ。黒と白、茶が組み合わされたコーディネート。
シトロエン C3 インスパイアード byジャパンコレクション 主要諸元
●全長×全幅×全高:3995×1750×1495mm
●ホイールベース:2535mm
●車両重量:1160kg
●エンジン形式:直3 DOHCターボ
●排気量:1199cc
●最高出力:110ps/5500rpm
●最大トルク:205Nm/1500rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:FF
●タイヤサイズ:205/55R16
●車両価格:256万9000円(ペイントオプション込み)