2020年10月22日、マツダは軽乗用車のキャロルを一部仕様変更して発売すると発表した。
装備の充実で快適性や使い勝手を向上
キャロルはマツダの軽乗用車だ。ルーツは1962年に発売されたオリジナルモデルだったが、1989年に復活した2代目と3代目はスズキ アルトをベースに内外装を独自にデザインしたモデル。4代目以降はアルトのOEM供給モデルとなり、現行型は2014年にフルモデルチェンジされた7代目となる。
今回の仕様変更では、GSとGXにはフルオートエアコンとAM/FMラジオ/CDプレイヤーを、さらにGXにはメッキパックドアガーニッシュを追加設定し、快適性を向上させた。また、GLのドアミラー(カラード)を電動格納式に変更し、使い勝手を向上させた。さらに、GSの専用色であるホワイトをピュアホワイトパールに変更している。
なお、キャロルは経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」の「サポカーS ワイド」に該当している(GLのメーカーセットオプション「セーフティパッケージレス」設定車は除く)。
車両価格(税込み)は、GF(FF/5速MT)の86万3500円〜GS(4WD/CVT)の120万100円。パワートレーンは、GFのみ0.66Lの直3 DOHC+5速MTで、それ以外は同エンジンのVVT付き+CVTの組合せとなる。
今回の一部仕様変更では、ここで紹介している以外のパワートレーンや内外装、および装備などに変更はない。