2020年11月13日、日本時間17時(現地11時)、F1第14戦トルコGPがイスタンブール・パーク・サーキットで幕を開ける。7月に開幕して以来、短いスパンでレースを開催してきた異例のシーズンも残り4戦。タイトル獲得の可能性はなくなったが、トルコGPから始まるシーズン最終章、そして来季に向けて意欲を見せるホンダの最新情報をお送りしよう。
ピエール・ガスリー
「前戦のイモラは悔しいレースになりました。フリー走行で調子がよく、予選では自己ベストタイのリザルトでした。決勝でもいいリザルトが狙えたので、リタイアせざるを得なかったのは残念ですが、そういうことが起こるのがレースだと思っています」
「アルファタウリはいいチームですし、相性がよく、いいシーズンを送れているので、来季も彼らと一緒に仕事ができることを嬉しく思っています。(※ガスリーの来季アルファタウリ・ホンダ残留が決定)今は、今季残りの4戦に向けて集中していますが、来年に向けて活かせることも多いですし、残りのレースは来年に向けた準備としても重要です」
「イスタンブールはそのGにより首への負担が大きいサーキットと言われていますが、今はキャリアで一番身体が仕上がっているので、心配はしていません。多くのドライバーと同じように、イスタンブールのサーキットを走るのは初めてなので、まずはサーキットを知ることから始めます。面白そうなレイアウトなので、実際に走るのが楽しみです。シミュレーターで走る機会がありましたが、長い左カーブのターン8など、ユニークなコーナーがあります。ブラインドパートがあるセクター1も面白そうです。また、勾配の変化やブレーキングとコーナーリングで縦と横から負荷がかかるコーナーも多くあります。複雑なコースですが、コーナーが多くリズムが必要なコースが好きなので、楽しめると思います。いいリザルトを狙うチャンスだと思っています」