2020年12月8日、ポルシェジャパンはEV(電気自動車)であるタイカンを展示する施設「ポルシェタイカン ポップアップ原宿」を東京都新宿区の原宿駅近くに設置。2020年12月8日から12月19日までの期間限定でのオープンとなる。

事前公開された施設の中にはタイカンの実車だけでなく、大きなモニターとシートを組み合わせたドライビングシミュレーター、真っ白のポルシェ911も展示されている。

この911は12月8日〜13日の期間限定で公開されるアート作品で、現代アーティストであるダニエル・アーシャム氏とのコラボレーションにより生まれたモデルである。およそ1000年後となる3019年の911をイメージしたデザインで、朽ちた外板ボディからクリスタルが現れるというもの。石膏を用いた作品で美しさは格別、しかもモックアップではなく実際に走る(法規上の理由で公道走行は不可)こともできるという。

画像: ダニエル・アーシャム氏により、石膏を使ってデザインされたコラボモデル。現在の911が1000年後まで残っていたらというイメージで、外板をえぐられるように朽ちた中からクリスタルが現れている。

ダニエル・アーシャム氏により、石膏を使ってデザインされたコラボモデル。現在の911が1000年後まで残っていたらというイメージで、外板をえぐられるように朽ちた中からクリスタルが現れている。

期間限定の展示車両は定期的に入れ替わり、1948年にはじめてポルシェの名を冠したスポーツカー356のなかでもスポーティグレードである「356A」が12月14日〜17日に、またワンメイクレース「ポルシェカレラカップ」のベース車両となる911 GT3 Cupが12月18日〜19日に相次いで展示される。

コラボレーション911はこのあと世界各国を渡り、356Aはドイツのポルシェミュージアムから来日した車両、また911 GT3 cupは基本的にサーキットでしか見られないと、いずれも貴重で珍しい車両ばかり。タイカンの実車と合わせてじっくりと味わってみてはどうだろうか。

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