2020年12月17日、マツダは既に供給を終了している2代目および3代目「RX-7」のサービスパーツを復刻して再供給すると発表した。
2代目は30点、3代目は61点のパーツを復刻
1960〜70年代の、いわゆる絶版名車から、1980年代以降の「ネオ絶版」まで、旧車人気は続いているようだ。そんな旧車オーナーの悩みの種は、補修パーツの製造も中止されて、なかなか手に入りにくいことだろう。
そんな旧車オーナーの悩みに応えようと、トヨタではA70/A80型スープラや、トヨタ2000GTの補給部品を復刻して再販売を始めた。
マツダでも、ロータリーエンジンを搭載したスポーツカーとして人気を馳せた、2代目 サバンナRX-7(FC3S型:1985〜1992年)と3代目 RX-7(FD3S型:1991〜2002年)を乗り続けているユーザーや、ロータリーエンジン車を中心に扱う整備会社とのコミュニケーションを通して、特にニーズの高いサービスパーツを選定し、サプライヤーの協力のもとで復刻した。
これまでも供給が継続されているパーツに加えて、2代目は30点、3代目は61点の復刻パーツを2021年2月までに販売開始する。しかも、これらのパーツは現在も継続供給されているパーツと同様に、マツダグループの販売店や部品販売会社を通じて購入ができる。
また、今回の復刻パーツ販売に合わせて、「CLASSIC MAZDA」のホームページを更新する。このホームページでは、「新しいクルマだけではなく、古いクルマをも大切にできる社会を育み、世の中の自動車文化に貢献したい」という考えのもとで、これまでは初代「ロードスター」のレストアサービスや復刻パーツの情報を中心に提供していた。今後は「RX-7」の情報も随時掲載していく予定だ。