Official Staff
【山本健一とロータリーエンジン】待望のコスモスポーツ市販。排出ガス対策を経たRX-7も大ヒットとなる[第5回]
東洋工業(現・マツダ)がNSU社とライセンス契約を交わし1961年から研究開発を始めたロータリーエンジン。1951年にフェリックス・ヴァンケル博士が発明したもので、「夢のエンジン」とまで言われたが、実際には未完成なものだった。当時の松田恒次社長に社運をかけたロータリーエンジンの開発を託されたのが、気鋭のエンジニア山本健一氏だった。この連載ではその開発過程から1991年のマツダ787Bによるル・マン24時間制覇までを、マツダOBの小早川隆治さんの話に基づいて辿ってみる。
Official Staff
【ロータリーマニア②】スカイラインGT-Rの連勝記録にストップ! サバンナGS II(前編)
SKYACTIVと魂動デザインで新たなファンを獲得している近年のマツダ。一方で、世界で唯一量産に成功したロータリーエンジンとその搭載車に、今でもただならぬ愛情を注ぐ人たちがいる。そんなオーナーと貴重な愛車を一週間連続でご紹介! 本日はスカイラインGT-Rの連勝記録をストップさせた初代サバンナ、通称RX-3だ。(取材・文:増田 満/写真:伊藤嘉啓)
スカイラインの連勝を阻止した無敵のサバンナ
近年、海外から注目が集まったことで中古車価格が暴騰している国産旧車たち。人気の中心は通称ハコスカやケンメリと呼ばれるスカイラインGT-Rだが、その好敵手だったマツダ・ロータリー勢の人気はいまひとつ盛り...