世の中が大きく変わった2020年も、多くのニューモデルが登場した。Webモーターマガジンでも「ニューモデル写真蔵」で紹介したモデルから、人気のあった(閲覧数の多かった)10台を年末年始スペシャルとしてプレイバック。第4位は「メルセデス・ベンツ GLS」だ。

日本初搭載のアクティブサスや最新の安全運転支援システムを装備

メルセデス・ベンツのフラッグシップSUV、GLSのルーツは2006年に発表されたGLだ。2012年に2代目にフルモデルチェンジされ、2015年のマイチェン時にGLに車格を表す「S」が付いたGLSに車名が変更された。今回のモデルはGLから数えて3世代目となる。

最新のメルセデス車に共通の「センシュアル ピュリティ」というデザイン思想でまとめられたエクステリアは、細かなエッジやラインを減らして面を強調する質実剛健なデザインだ。8角形の大型フロントグリル、クローム仕上げのアンダーガード、マルチビームLEDヘッドライト、テールゲートからリアコンビランプにかけてのショルダー部などが特徴的だ。

インテリアでは、2枚の12.3インチディスプレイを1枚のガラスカバーで融合したインパネや、センターコンソールの大きなグラブハンドル、水平に4つ並んだ四角いエアベントなどが目をひく。3列シートで乗車定員は7名。2列目と3列目は電動可倒式だ。

日本仕様のエンジンは、GLS 400dが3Lの直6ディーゼルターボ、GLS 580が新型の4L V8直噴ツインターボにISG(インテグレーテッド スターター ジェネレーター)と48V電気システムなどを組み合わせている。「ADS(アダプティブ・ダンピング・システム)プラス」を搭載した高性能型のエアマチック・サスペンションを標準装備し、GLS 580には日本初搭載のアクティブサス「E-アクティブ ボディコントロール」を標準装備している。

対話型インフォテインメントシステム「MBUX」やテレマティクスサービスの「メルセデス・ミー コネクト」、そしてSクラスと同等の最新世代の運転支援システムが全モデルで標準装備されており、フラッグシップSUVの名にふさわしい最新&最高の安全&快適装備が充実している。

メルセデス・ベンツ GLS 400d 4MATIC(AMGライン装着車) 主要諸元

●全長×全幅×全高:5220×2030×1825mm
●ホイールベース:3135mm
●重量:2570kg
●エンジン種類:直6 DOHCディーゼルターボ
●排気量:2925cc
●最高出力:243kW<330ps>/3600-4200rpm
●最大トルク:700Nm<71.4kgm>/1200-3200rpm
●トランスミッション:9速AT
●駆動方式:フロント縦置きフルタイム4WD
●WLTCモード燃費:10.9km/L
●タイヤサイズ:前275/45R21、後315/40R21
●税込車両価格:1263万円(AMGラインは50万5000円)

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