2017年に登場した「ホンダ シビック タイプR」がマイナーチェンジを実施。今回は「リミテッド エディション」を鈴鹿サーキットで全開テストした。(Motor Magazine2021年2月号より)

トラクションが改良でグッとアップ

シビックタイプRがマイナーチェンジを受けた。その際、国内200台限定となるリミテッドエディションも発売されたが、今回、同モデルに鈴鹿サーキット(フルコース)で試乗する機会を得た。

まず、マイナーチェンジの内容だが、フロントグリルの開口部を大きくして、空力性能を向上。さらにバンパー形状を変更することで、ダウンフォースの向上を図っている。また、サスペンションはブッシュやジョイント部のアップデートを行い、荒れた路面での接地性を向上しているという。

車内ではステアリングホイール表皮にアルカンターラを採用したほか、シフトノブをティアドロップ形状に変更など、より操作性にこだわった改良が図られている。リミテッドエディションでは専用のBBS製20インチ鍛造アルミホイールに専用タイヤを組み合わせたほか、遮音材などを排除して、合計23kgの軽量化を行っている。

画像: 車体の軽量化や専用装備によって、ピュアなスポーツ性能をさらに追及したシビックタイプR リミテッドエディション。

車体の軽量化や専用装備によって、ピュアなスポーツ性能をさらに追及したシビックタイプR リミテッドエディション。

This article is a sponsored article by
''.