2021年1月26日、BMW(ビー・エム・ダブリュー)は3シリーズ/4シリーズをベースとしたハイパフォーマンスモデル、M3/M4を発表、発売した。またこれと同時にスーパースポーツバイク、BMWモトラッドのM1000RRの発表も行われた。

Mモデル初のスーパースポーツバイク「M1000RR」も登場

今回のM3/M4の発表は、2021年に日本法人設立40周年を迎えるBMWジャパンによる新春記者会見(オンライン)内で行われた。そのなかでBMWジャパンは「2020年は7/8シリーズやX7などのラグジュアリーセグメントで21.2%増、さらにPHEVをはじめとする電動化モデルの販売台数が38.1%増」と発表。2021年はさらに電動化戦略を強化して、欧州ですでに発表されているSUVタイプのEV(電気自動車)である「iX」や「iX3」、4ドアクーペのEV「i4」を発表していくというから、こちらにも期待がかかる。

さらにもうひとつ、クルマ以外のトピックも発表された。BMW Mブランドはこれまでクルマでしか展開されてこなかったが、今後はBMWモトラッド(バイク)でもラインアップしていくという。その第1弾として公表されたのがスーパースポーツモデルのM1000RR/M1000RR Mコンペティションパッケージである。

現在すでに展開されているS1000RRをベースとして、エンジンの圧縮比上昇や鍛造ピストン採用などにより高回転化、さらにボディ各部を軽量化されている。エンジンパワーはS1000RR(207ps/1万3500rpm・113Nm/1万1000rpm)より1000rpm高回転化されて、212ps/1万4500rpm・113Nm/1万1000rpmを発生する。こちらは2月1日から予約受付を開始するという。

画像: BMW S1000RRをベースとしたMモデル「M1000RR」は、エンジンの最高回転数を1万5100rpmにまで高められている。

BMW S1000RRをベースとしたMモデル「M1000RR」は、エンジンの最高回転数を1万5100rpmにまで高められている。

BMW M3/M4 ラインアップ

M3コンペティション(8速AT/右ハンドル):1324万円
M3コンペティション トラックパッケージ(8速AT/右ハンドル):1436万円
M4(6速MT/右・左ハンドル):1298万円
M4コンペティション(8速AT/右・左ハンドル):1348万円
M4コンペティション トラックパッケージ(8速AT/右・左ハンドル):1460万円
※すべて税込。

BMW M4 主要諸元

●全長×全幅×全高:4805×1885×1395mm
●ホイールベース:2855mm
●車両重量:1710kg
●エンジン:直6 DOHCツインターボ
●総排気量:2992cc
●最高出力:353kW(480ps)/6250rpm
●最大トルク:550Nm/2650−6130rpm
●トランスミッション:6速MT
●駆動方式:FR
●燃料・タンク容量:プレミアム・59L
●WLTCモード燃費:9.8km/L
●タイヤサイズ:前275/40R18・後285/35R19

BMW M3コンペティション(M4コンペティション) 主要諸元

●全長×全幅×全高:4805×1905(1885)×1435(1395)mm
●ホイールベース:2855mm
●車両重量:1740(1730)kg
●エンジン:直6 DOHCツインターボ
●総排気量:2992cc
●最高出力:375kW(510ps)/6250rpm
●最大トルク:650Nm/2750−5500rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:FR
●燃料・タンク容量:プレミアム・59L
●WLTCモード燃費:10.0(10.1)km/L
●タイヤサイズ:前275/35R19・後285/30R20
()内はM4コンペティション

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