2021年3月30日、FCAジャパンはフィアット500（チンクエチェント）の限定車「エレガンツァ」を発表。ボディカラーを設定にないエピックブルーとボルドーとし、それぞれ限定100台（計200台）で4月10日から販売が開始される。
ベースモデル由来の、装備の充実も見逃せない
2008年の日本デビュー以来、現在もその愛らしさで人気のフィアット500（チンクエチェント）に限定車が登場した。イタリア語でエレガンスを意味する「エレガンツァ」が冠されたこのモデルは、カタログにないエピックブルーとボルドーのボディカラーの採用が大きなポイントとなる。
クロームアクセント付の前後バンパーや、スタイリッシュな15インチアルミホイールとの相性も良く、気品あふれるエクステリアの佇まいとなっている。この特別なボディカラーはインパネにも配され、アイボリーのステアリングやセンターコンソール、メーターフードなどとのコントラストで、エクステリア同様に上品なインテリアとしている。
ベースモデルは1.2L 直4 DOHC（最高出力69ps／最大トルク102Nm）エンジンを搭載した1.2ラウンジ（5速AMT）となるが、実はこのモデルは現在日本国内で販売されていない。現在販売中の1.2ポップの上級仕様で、その点も限定車としての価値をあげていると言えそうだ。上級仕様ということで、バイキセノンヘッドライトやリアパーキングセンサー、ガラスルーフ、花粉フィルター付フルオートエアコン、Beatsオーディオシステムが標準で装備される。
限定販売台数は、エピックブルーとボルドーのボディカラーともに100台ずつの計200台となる。車両価格（税込）は220万円。
ボディ同色のインパネ。ステアリングなどのアイボリーとのマッチングもいい。
