2021年3月31日、エアレースパイロットの室屋義秀選手による「Fly for ALL #大空を見上げよう」が東京都内上空で行われ、スカイツリーや東京タワー上空など、11カ所に「ニコちゃんマーク」が描かれた。(タイトル写真:Pathfinder)

東京の上空にも大きく描かれた「ニコちゃんマーク」

画像: まだ桜の残る東京都内、スカイツリー上空に描かれたニコちゃんマーク。(Taro Imahara PATHFINDER)

まだ桜の残る東京都内、スカイツリー上空に描かれたニコちゃんマーク。(Taro Imahara PATHFINDER)

エアレースやエアロバティックのパイロットで、2017年のレッドブル エアレース ワールドチャンピオンシップのワールドチャンピオンでもある室屋義秀選手が、大空に白い大きなニコちゃんマークを描くフライト、それが「Fly for ALL #大空を見上げよう」だ。

このフライトは、今までに室屋選手のベースである福島県をはじめ、5カ所で6回も行われている。2021年3月31日には、ついに東京都内上空で行われるというのは以前にも当サイトで紹介したが、好天のもと、予定どおりのフライトが行われた。

ふくしまスカイパークを愛機 EXTRA 330SCで飛び立った室屋選手は、東京スカイツリー→葛西→東京タワー→高井戸→後楽園→二子玉川→荻窪→渋谷・原宿→調布→八王子駅→羽村駅と、東京都内の11カ所の上空に白いスモークでニコちゃんマークを描いてくれた。

画像: 渋谷のスクランブルエッグ交差点上空に描かれたニコちゃんマーク。大勢の人が空を見上げていた。(Pathfinder)

渋谷のスクランブルエッグ交差点上空に描かれたニコちゃんマーク。大勢の人が空を見上げていた。(Pathfinder)

ニコちゃんマークを描く時間は、各地とも45秒〜1分くらい。高度約1万フィート(約3000m)の上空に、直径約1kmの大きさでニコちゃんマークを描くので、地上で周囲に視界を遮るものがない状況であれば、約10km圏内の範囲で見ることができる。

今回は昼休みの東京都内、しかも好天に恵まれたこともあって、各地で空を見上げていた人は多かったようだ。「うつむきがちになる状況も多い中、ほんの数分でも空を見上げることで気分がリフレッシュできて、少しでも気持ちが明るくなってもらえたら、という想いを込めてフライトします」と室屋選手が語るように、青空に描かれた白いニコちゃんマークを見て、明るい気分になった人も多かったのではないだろうか。

なお、2019年で終了しているエアレース ワールドチャンピオンシップだが、2022年から復活するという動きがある。これに関しての詳細や、室屋選手が参加するのかどうかといった情報は、あらためて紹介したい。

画像: モーターマガジン社の上空(新橋)でも、大きなニコちゃんマークを見ることができた。

モーターマガジン社の上空(新橋)でも、大きなニコちゃんマークを見ることができた。

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