2021年5月18日、アウディ ジャパンはプレミアム アッパーミディアムクラスの「A6シリーズ(セダン & アバント)」の車両価格と装備を一部変更して発売した。

40TDIと45TFSIの価格を見直して、より求めやすい設定に

A6は、アウディのプレミアム アッパーミディアムクラスのセダン&ワゴン(アバント)だ。その前身は1968年に発表された「アウディ 100」となる。1990年にフルモデルチェンジされた4代目のアウディ100は、1994年のマイナーチェンジで「アウディ A6」に車名を変更。2019年に発表された現行型は、A6としては5代目、アウディ 100から数えれば8代目にあたる。

画像: 前身のアウディ 100から数えれば8代目にあたる、現行型のアウディ A6。

前身のアウディ 100から数えれば8代目にあたる、現行型のアウディ A6。

今回の一部変更では、40TDI クワトロスポーツの価格を792万円から759万円(アバントは828万円から795万円)に、45TFSI クワトロスポーツの価格を799万円から789万円(同835万円から825万円)に値下げして、エントリーグレードとした。なお、40TDI クワトロと45TFSI クワトロはフェードアウトしたことになる。

40TDIは150kW(204ps)/400Nmを発生する2Lの直4ディーゼルターボ、45TFSIは180kW(245ps)/370Nmを発生する2Lの直4ガソリンターボを搭載し、いずれも12Vのマイルドハイブリッド(MHEV)を組み合わせている。ベルト駆動のオルタネータースターター(BAS)が6kW/60Nmを発生してエンジンをアシストするなど、高効率と優れたダイナミクス性能を両立している。

さらに、オプションのSラインパッケージの価格を9万円値下げして43万円とした。しかも従来の装備(Sラインエクステリア、5アームダイナミックデザイン 19インチアルミホイール、デコラティブパネル、マットブラッシュト アルミニウム、ヘッドライニングブラック、バルコナレザー Sライン ロゴ、マルチカラー アンビエントライティング、HDマトリクス LEDヘッドライト)に加えて、サラウンドビューカメラ、パークアシストプラス、電動チルト/テレスコピックステアリング、電動トランクリッド(セダンのみ)を新たに設定している。

なお、55TFSI クワトロ Sライン(セダン & アバント)、S6(セダン & アバント)については、価格変更はない。

画像: ワゴン版のA6アバントは、前身のアウディ 100アバントの時代から流麗なスタイルで定評があった。

ワゴン版のA6アバントは、前身のアウディ 100アバントの時代から流麗なスタイルで定評があった。

アウディ A6 価格変更モデル

●セダン
・40TDI クワトロスポーツ:759万円
・45TFSI クワトロスポーツ:789万円
●アバント
・40TDI クワトロスポーツ:795万円
・45TFSI クワトロスポーツ:825万円
※いずれもトランスミッションは7速DCT、駆動方式は4WD、ハンドル位置は右のみ。

アウディ A6シリーズは、価格改定および装備の充実を図ることで、メルセデス・ベンツ EクラスやBMW 5シリーズなどのライバルに対して、より一層、競合優位性を高めていく。

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