2021年6月24日、光岡自動車は2020年11月に発表した新型SUV「Buddy(バディ)」の発売を開始した。

年間の生産計画は倍増したのだけれど・・・

画像: 1970〜80年代のアメリカ車風なスタイリングが人気を集めている、ミツオカ バディ。

1970〜80年代のアメリカ車風なスタイリングが人気を集めている、ミツオカ バディ。

バディは、光岡自動車(以下、ミツオカ)がトヨタ RAV4をベースに、初めてSUVカテゴリーに参入したモデルだ。2020年9月にティーザーページが公開された直後から反響を呼び、同年11月に正式発表されてからも多数の問い合わせが殺到した。

バディはミツオカの他モデル同様、手作りで生産されるため、当初は年間の生産計画を150台としていたが、ミツオカでは2022年度以降の生産計画を見直し、300台までに拡大した。それでも、現在の納期は2023年6月から9月で案内されている。

遊び心あるSUVを目指して開発されたバディを投入したことで、これまではクラシカルなデザインでパーソナルユースの趣向が強いミツオカのラインアップのバリエーションが広がり、ミツオカらしく自由で遊び心あふれたライフスタイルを提案していくという。

ミツオカ バディの主なグレードと車両価格(税込み)は、ガソリン車は20ST(2L/FF/ダイレクトシフトCVT)の469万7000円〜20LX(2L/4WD/ダイレクトシフトCVT)の531万3000円。ハイブリッド車は、ST(2.5L+モーター/FF/電気式無段変速機)の525万300円〜DX(2.5L+モーター×2/E-Four/電気式無段変速機)の589万9300円。

画像: 合成皮革のシート表皮は専用デザインで、ボディカラーとコーディネートしたセンターラインが入る。

合成皮革のシート表皮は専用デザインで、ボディカラーとコーディネートしたセンターラインが入る。

■ミツオカ バディ 20LX 主要諸元

●全長×全幅×全高:4730×1865×1690mm
●ホイールベース:2690mm
●車両重量:1680kg
●エンジン種類:直4 DOHC
●排気量:1986cc
●最高出力:126kW<171ps>/6600rpm
●最大トルク:207Nm<21.1kgm>/4800rpm
●トランスミッション:ダイレクトシフトCVT
●駆動方式:横置き4WD
●10・15モード燃費:未発表
●タイヤ:235/55R19
●当時の車両価格(税込):549万4500円

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