赤と青の特別なボディカラーを用意
マセラティの特別仕様車の謂れとしてよく名の出るF1マシン「250F」。往年の名ドライバーであるフアン マヌエル ファンジオのドライブで1954年にF1デビューを果たし、1957年にワールドチャンピオンに輝いたモデルだ。
この250Fとファンジオに敬意を表したモデル、「Fトリブート」が2021年上海モーターショーでお披露目された。ブランドの競争の歴史とレースの世界とのつながりからインスピレーションを得たという。
![画像: 走り心をかき立ててくれる赤系ボディカラー「ロッソ トリブート」。(レヴァンテFトリブート)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2021/08/02/a0ab6b37c89b7b923f7b1292a3ffc71dcdd851f7_xlarge.jpg)
走り心をかき立ててくれる赤系ボディカラー「ロッソ トリブート」。(レヴァンテFトリブート)
今回の特別仕様車「Fトリブート」はその流れを汲むもので、レヴァンテSとギブリSをベースとした2モデルをラインナップされる。ともに、V6 DOHCツインターボ(430ps/580Nm)に8速ATを組み合わせ、駆動は前者で4WD、後者でFRとなる。
エクステリアは、イタリアでモータースポーツと最もシンクロすると言われる赤由来のボディカラー「ロッソトリブート」と、100年を超える歴史を誇るモデナ工場を象徴する明るく鮮やかな青をイメージしたボディカラー「アズーロトリブート」のふたつが用意される。フェンダーやCピラーに採用される、グロスブラックの専用トリブートロゴともどもスぺシャル感漂う仕様だ。
レヴァンテ Fトリブートとギブリ Fトリブートは、8月2日から予約注文を開始されている。販売はロッソト リブートとアズーロ トリブートのボディカラーそれぞれ各7台の計14台となる。
![画像: マセラッティの歴史ある工場の所在地モデナの青い空がイメージされたボディカラー「アズーロ トリブート」。(ギブリFトリブート)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2021/08/02/fcd0bf8f2c124349f6846a0858bb46ff0eb0602d_xlarge.jpg)
マセラッティの歴史ある工場の所在地モデナの青い空がイメージされたボディカラー「アズーロ トリブート」。(ギブリFトリブート)
マセラティ Fトリブート 車両価格
ギブリ Fトリブート:1528万円
レヴァンテ Fトリブート:1713万円
マセラティ Fトリブート 専用装備
・専用エクステリアカラー(ロッソ トリブート/アズーロ トリブート)
・専用ステッチ
・専用エンブレム
・専用ロゴ
・専用ホイールライン(イエロー)
マセラティ ギブリ Fトリブート 主要諸元
●全長×全幅×全高:4971×1945×1461mm
●ホイールベース:2998mm
●車両重量:2030kg
●エンジン:V6DOHCツインターボ
●総排気量:2979cc
●最高出力:316kW(430ps)/5750rpm
●最大トルク:580Nm/2250-4000rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:FR
●燃料・タンク容量:プレミアム・80L
●WLTPモード燃費:8.4-8.8km/L
●タイヤサイズ:前245/35R21、後285/30R21
●車両価格(税込):1528万円
マセラティ レヴァンテ Fトリブート 主要諸元
●全長×全幅×全高:5005×1981×1693mm
●ホイールベース:3004mm
●車両重量:2205kg
●エンジン:V6DOHCツインターボ
●総排気量:2979cc
●最高出力:316kW(430ps)/5750rpm
●最大トルク:580Nm/1750-4750rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・80L
●WLTPモード燃費:7.5-7.9km/L
●タイヤサイズ:前265/45R21、後295/35R21
●車両価格(税込):1713万円