11月19日〜21日、カタールGP開催が決定
2020年シーズンほどではないが、2021年シーズンも新型コロナウイルスの世界的な感染拡大でF1は大混乱。シーズン当初は全23戦で行われる予定だったが、中止や日程・開催場所の変更などが相次ぎ(日本GP、シンガポールGP、オーストラリアGP、カナダGPなどが中止)、途中で23戦開催を断念して全22戦に変更。それでも最終盤のスケジュールがなかなか確定せず、チャンピオン争いを難しくしていた。
とくに今シーズンはレッドブル・ホンダとメルセデス、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンが緊迫したタイトル争いをしているだけに、周囲をやきもきさせていた。
そんな中、空白となっていた11月19日〜21日の予定が確定、カタールでグランプリが開催されることになり、ひとまずスケジュールが決定した。
いまなお開催が不透明とウワサされるグランプリもあるが、レース数を変更すると混乱をさらに大きくするため、おそらくこれ以上の変更はないはずだ。10月20日現在、正式に発表されているスケジュールは次のとおり。
2021年今後のF1スケジュール
第17戦 10月22日〜24日 アメリカGP(オースティン)
第18戦 11月5日〜7日 メキシコGP(メキシコシティ)
第19戦 11月12日〜14日 ブラジルGP(サンパウロ)
第20戦 11月19日〜21日 カタールGP(ロサイル)
第21戦 12月3日〜5日 サウジアラビアGP(ジェッダ)
第22戦(最終戦) 12月10日〜12日 アブダビGP(ヤスマリーナ)
今週末(10月22日〜24日)のアメリカGPの後、メキシコGPとブラジルGPが当初の予定より1週後ろにそれぞれ移動し、オーストラリアGPの中止で空白のままとなっていた第20戦(11月19日〜21日)がカタールGPとして開催されることになり、ここが3連戦となる。
さらに1週のインターバルをはさんで、12月のサウジアラビアGPとアブダビGPの2連戦がチャンピオン争いの最終決戦の場となる。
第17戦アメリカGP(10月22日〜24日)から第22戦最終戦アブダビGP(12月10日〜12日)まで、8週で6戦という超過密スケジュール。移動距離も大きく、その間のアップデートは簡単ではないので、今週末のアメリカGPで波に乗れたチームが有利になるだろう。
チャンピオン争いを繰り広げるマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトン、レッドブル・ホンダとメルセデスにとって熱い8週間となる。
2021年F1ドライバーズランキング(第16戦トルコGP終了時)
1位 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)262.5
2位 L.ハミルトン(メルセデス)256.5
3位 V.ボッタス(メルセデス) 177
4位 L.ノリス(マクラーレン・メル セデス) 145
5位 S.ペレス(レッドブル・ホンダ)135
6位 C.サインツ(フェラーリ) 116.5
7位 C.ルクレール(フェラーリ) 116
8位 D.リカルド(マクラーレン・メルセデス)95
9位 P.ガスリー (アルファタウリ・ホンダ)74
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14位 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)18
2021年コンストラクターズランキング(第16戦トルコGP終了時)
1位 メルセデス 433.5
2位 レッドブル・ホンダ 397.5
3位 マクラーレン・メルセデス 240
4位 フェラーリ 232.5
5位 アルピーヌ・ルノー 104
6位 アルファタウリ・ホンダ 92