足元を引き締める21インチプラチナ塗装ホイール
ポルシェ唯一無二のフルサイズサルーン「パナメーラ」のエクスクルーシブなバージョン「プラチナエディション」が、2021年11月17日から開催のロサンゼルスモーターショー(アメリカ)でワールドプレミアされる。
それに先立ち11月9日から日本での予約注文が開始されたが、パナメーラとパナメーラ4、パナメーラ4E-ハイブリッドそれぞれのグレードに設定される、プラチナエディションとはどのようなものなのだろう。
まずあげられるのが、ポルシェダイナミックライトシステムプラス(PDLS Plus)を組み込んだLEDマトリックスヘッドライトやパノラミックルーフシステム、充電電力7.2kWのオンボードACチャージャー(ハイブリッドモデル)などの人気オプションの標準装備だ。
その名の由来でもあるプラチナは、21インチエクスクルーシブデザインスポーツホイールに塗装される。それも控えめな輝きが心憎い。ブラックのスポーツテールパイプをはじめ、プライバシーガラス、ハイグロスブラックのサイドウインドウトリム、エクスクルーシブデザインテールライトはダイナミックさの演出だ。プラチナ塗装の20インチパナメーラスタイルホイールもオプションで用意される。
プラチナ塗装はフロントホイール後方のエアアウトレットトリムや、リアの「PORSCHE」ロゴとグレードロゴ、サイドの「e-hybrid」ロゴ(ハイブリッドモデル)にも行われ、プラチナエディションのアイデンティティを際立たせる。
インテリアは、GTスポーツステアリングホイールとパワーステアリングプラス、メモリー機能を備えた14way電動調節機能付きのフロントシートや、ヒーター付リアシート、BOSEサラウンドサウンドシステム、ブラックのブラッシュアルミニウムインテリアパッケージ、ポルシェクレストエンボスヘッドレストなど豪華装備のオンパレードだ。
ブラックのブラッシュアルミニウムドアエントリーガードと「Platinum Edition」ロゴもスペシャル感満載だ。そして、極めつけはすべてのプラチナエディションのダッシュボードに配されるアナログ時計だろう。
ポルシェ パナメーラ プラチナエディション ラインナップ
パナメーラ プラチナエディション(8速DCT/右):1425万円
パナメーラ 4 プラチナエディション(8速DCT/右):1470万円
パナメーラ 4 E-ハイブリッドプラチナエディション(8速DCT/右):1692万円
ポルシェ パナメーラ 4 E-ハイブリッド(ベース車) 主要諸元
●全長×全幅×全高:5050×1935×14250mm
●ホイールベース:2950mm
●車両重量:2285kg(EU準拠)
●エンジン:V6 DOHCツインターボ+モーター
●総排気量:2894cc
●最高出力:243kW(330ps)/5400-6400rpm
●最大トルク:450Nm/1800-5000rpm
●モーター最高出力:100kW(136ps)
●モーター最大トルク:400Nm
●トランスミッション:8速DCT(PDK)
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム ・80L
●タイヤサイズ:前265/45R19、後295/40R19