メルセデス・ベンツの販売の中核を担うDセグメント、Cクラスがフルモデルチェンジ。セダン/ステーションワゴンすべてのグレードのパワートレーンが電動化された。その中でも今回はISG搭載のMHEVモデルC200を試乗し、実力を確認した。(Motor Magazine2021年12月号より)

オンザレール感がとても強い。けれど不自然なところもない

画像: 「キャットウォークライン」と呼ばれる1本のキャラクターラインにより、伸びやかなシルエットを実現。

「キャットウォークライン」と呼ばれる1本のキャラクターラインにより、伸びやかなシルエットを実現。

そして驚いたのがハンドリング性能である。オンザレール感がとても強い。だからといって不自然なところもなく、コーナリングが実に気持ちいい。これはリアアクスルステアリングの効果だろう。

メルセデスのクルマに乗るといつも感心するのは音声認識率の素晴らしさである。現在、日本語認識率はトップクラスと言えるだろう。つまり使える機能なのだ。そもそもメルセデスは運転中の操作は安全性が低下するのでタッチパネルの導入には反対だったが、音声による操作を併用することで安全性を担保し現在は積極的に採用しているのである。

なお、今回試乗できなかったC200 4マティックやステーションワゴンは2022年第1四半期、350eは年中頃のデリバリーを予定している。(文:Motor Magazine編集部 千葉知充/写真:井上雅行)

メルセデス・ベンツ C200アバンギャルド 主要諸元

●全長×全幅×全高:4785×1820×1435mm
●ホイールベース:2865mm
●車両重量:1700kg
●エンジン:直4 DOHCターボ+モーター
●総排気量:1494cc
●最高出力:150kW(204ps)/5800-6100rpm
●最大トルク:300Nm/1800-4000rpm
●モーター最高出力:15kW(20ps)
●モーター最大トルク:208Nm
●トランスミッション:9速AT
●駆動方式:FR
●燃料・タンク容量:プレミアム・66L
●WLTCモード燃費:14.5km/L
●タイヤサイズ:前225/45R18、後245/40R18
●車両価格(税込):654万円

This article is a sponsored article by
''.