2021年12月7日、ゼネラルモーターズ・ジャパンは、キャデラックのSUVであるXT5、XT6、およびエスカレードの一部仕様変更と価格改定を発表。いずれも同日から販売開始される。(タイトル画像は左上から時計回りにエスカレード、XT6、XT5)
世界的な半導体不足の影響もあり一部仕様変更と価格を改定
XT5は、2015年に発表(日本発売は2017年)されたミドルクラス5人乗りのSUV。XT6は、2019年に発表(日本発売は2020年)された3列6人乗り(米国には7人乗りもある)のラージクラスSUV。そしてエスカレードは5代目となる現行型が2020年に発表(日本発売は2021年)された、フルサイズのプレミアムSUVだ。
エスカレードの一部仕様変更は、プラチナムのボディカラーにギャラクティックグレーメタリックとマホガニーメタリックの新色2色を加えて全5色で展開すること。そして、マトリックスLEDヘッドランプおよびアダプティブフォワードライティングヘッドランプを採用し、また空調システムをイオナイザーから高性能エアフィルターに変更している。
XT5とXT6は、世界的な半導体不足により一部の装備を見直して、車両価格を改定している。
各モデルのグレードと車両価格(税込)は、以下のとおり。
XT5 プレミアム:686万円(従来型は689万円)
XT5 プラチナムスポーツ:795万円(同799万円)
XT6 プラチナム:895万円(同899万円)
エスカレード プラチナム:1555万円(同1490万円)
エスカレード スポーツ:1595万円(同1520万円)
いずれもエンジンなどのパワースペックには変更はない。XT5とXT6は3.7LのV6ターボ、エスカレードは6.2LのV8を搭載。トランスミッションはXT5とXT6が9速AT、エスカレードが10速AT、駆動方式は全車ともフルタイム4WD。ハンドル位置は全車とも左となっている。