2021年もコロナ禍の影響を受けたものの、さまざまなニューモデルが登場した。そこで年末年始特別企画として、Webモーターマガジンの連載企画「写真蔵」で紹介した人気ニューモデル トップ10をカウントダウンで紹介しよう。第9位は、キャデラック SUVラインナップのフラッグシップとなる「エスカレード」だ。(2021年1月1日〜2021年12月20日のPVを集計)

第9位:キャデラック エスカレード(2020年11月 日本販売開始)

エスカレードは、キャデラックのフラッグシップ SUVだ。初代は1999年に登場し、現行型は2020年に発表された5代目にあたる。日本では2020年11月から販売開始された。

フロントマスクは最新のキャデラック SUVと共通イメージのデザインでまとめられ、縦型のデイタイムランニングランプや細身のホリゾンタルヘッドランプがワイド感と力強さを強調。リアコンビランプは立体感のある3Dデザインを採用している。

インテリアでは、メーターパネルに自動車業界初の湾曲型OLED(有機EL)ディスプレイを採用し、メーターパネルとキャビンの一体感を強調している。センターディスプレイも湾曲型OLEDディスプレイで、タッチスクリーンコントロールが組み込まれている。

従来型より全長は187mm、ホイールベースも121mm長くなり、リアサスペンションの変更もあって居住空間は大幅に広がった。エスカレードは従来型と同じ3列シートの7人乗りだが、3列目シートのレッグルームは約40%、ラゲッジスペースも68%拡大している。

日本仕様のパワーユニットは、426psと623Nmを発生する6.2LのV8 OHVと10速ATを組み合わせたセレクタブル4WDとなる。新開発のリアサスペンションやアダプティブエアライドサスペンションにより、乗り心地、ステアリングレスポンス、ドライビングのコントロール性が格段に向上しているという。

■キャデラック エスカレード スポーツ 主要諸元

●全長×全幅×全高:5400×2065×1930mm
●ホイールベース:3060mm
●車両重量:2740kg
●エンジン種類:V8 OHV
●排気量:6156cc
●最高出力:306kW(416ps)/5800rpm
●最大トルク:624Nm(63.6kgm)/4000rpm
●トランスミッション:10速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・90L
●タイヤ:275/50R22
●車両価格(税込):1595万円

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