フォルクスワーゲンとエッティンガーが共同開発
4年ぶりに東京オートサロンに復活したフォルクスワーゲンは、新型ゴルフGTIのエッティンガー仕様を発表して注目を集めた。
「ゴルフ GTI エッティンガー」は、新型ゴルフGTIをベースにフォルクスワーゲン本社のアクセサリー部門がドイツの老舗チューナー「Oettinger(エッティンガー)」と共同開発したモデルだが、日本ではコンプリートカーとしてではなく、チューニングエアロパーツとして正規ディーラーで販売が開始された。
まず、フロントスポイラー、リアディフューザー、ルーフスポイラーが用意されていて、これにトルネードレッドのツインスポークホイールを組み合わせれば、ゴルフ GTI エッティンガーが完成する。そのままコンプリートカーとして販売されても人気となりそうな魅力的な仕上がりが特徴だ。
ちなみにエッティンガー(Oettinger)は、1946年、ゲルハルト・エッティンガーによってドイツで設立されたチューニングメーカー。ビートルの改造で一世を風靡、フォルクスワーゲンだけでなく各ドイツ車メーカーからエンジンチューニングを任せられるなど、その高い技術力に定評がある。日本でもドイツきってのチューナーとして知られている。
エッティンガーでは新型ゴルフGTIのサスペンションやエンジンのチューンも行っているが、これはフォルクスワーゲン本社との共同開発ではないため、フォルクスワーゲンジャパンでは取り扱っていない。
ゴルフ GTI エッティンガー
●フロントスポイラー:7万7000円
●リアディフューザー:11万円
●ルーフスポイラー:8万3600円
●トルネードレッド ツインスポークホイール:30万9320円(1台分)
※価格は税込み工賃別
なお、ゴルフGTI エッティンガーと同時に、ゴルフ eTSI用のエッティンガー エアロパーツも発表されている。
ゴルフ eTSI エッティンガー
●フロントスポイラー:6万6000円
●リアバンパー withディフューザー:8万5800円
●ルーフスポイラー:6万6000円
●サイドスカート:8万2500円
※価格は税込み工賃別
このほか、フォルクスワーゲンの東京オートサロンブースでは「GTI」の象徴カラーである『赤』をエクステリアにまとったゴルフGTIが展示された。