居心地の良さをグレードアップしてくれる機能装備群
インテリアでは、iDriveシステムに12.3インチコントロールディスプレイを使ったデジタルディスプレイネットワーク「BMWライブコックピットプロフェッショナル」を採用。これにはオンラインベースのナビゲーションシステムBMWマップ、BMWインテリジェントパーソナルアシスタント、BMWヘッドアップディスプレイ、ワイヤレスLANを介したワイヤレススマートフォン統合、マルチメディアシステムなどが含まれる。
さらに、ハイファイスピーカーシステム、ワイヤレス充電付きテレフォニー、BMWディスプレイキーなどを標準装備。臨場感を高めるとともに、使い勝手を大きく向上させている。
運転支援システムでは、ストップアンドゴー機能を備えたアクティブクルーズコントロール、信号機認識、自動速度制限アシスト、ステアリングとレーンガイダンスを含む「ドライビング アシスタント プロフェッショナル」がオプションで設定されている。
新型8シリーズのハイライトとして登場する限定モデル「THE8 X JEFFKOONS」は、アメリカ人アーティスト、ジェフ・クーンズ氏が850ixDriveグランクーぺを11色の多層仕上げでデザインしたモデル。クーンズ氏は 2010年のル・マン24時間レースに参戦したBMW M3GT2アートカーをデザインしたことで有名で、以来、BMWと深い関わりを持っている。2月17日に世界初公開される「THE8 X JEFFKOONS」がどんなモデルなのか楽しみだ。
この新しい8シリーズは2022年3月から欧州で販売が開始されることが決まっているが、日本発表の詳細はまだ明らかになっていない。
なお、8シリーズのマイナーチェンジにあわせて、M8シリーズも新型となって登場。8シリーズの変更に準じると同時に、性能特性をドライバーが任意に設定変更できる機能に、新たにブレーキ・システム設定やMモードボタンが追加されるなどの進化も見られる。なおM8シリーズは、M8コンペティション(クーぺ/カブリオレ/グランクーペ)に一本化されることになった。