Mスポーツパッケージを標準装備、さらにダイナミックに
現行8シリーズ(クーぺ/カブリオレ/グランクーペ)で初めてのマイナーチェンジは、内外装の変更、インフォテインメント系の充実が主な変更点となる。

ドイツ本国でマイナーチェンジが発表されたBMW 8シリーズ。写真はM850i xDriveカブリオレ。
エクステリアではMスポーツパッケージが標準装備となり、キドニーグリルは照明付きの新デザインに、フロント下部のエアインテークは水平基調のデザインにそれぞれ変更。ライト関係では、可変配光のアダプティブLEDヘッドライト、アダプティブコーナリングライト、防眩ハイビームアシスタントBMWセレクティブビーム、BMWレーザーライト(オプション)を採用している。
さらにダブルスポークデザインのM軽合金ホイール、キャリパーをブルーに仕上げたMスポーツブレーキシステム、前後異なサイズのタイヤでスポーティに仕上げられるなど、ワンポイントで質感を増したグレードアップが施された。

M850i xDriveグランクーペは、スポーティなスタイリングと後席でも優れた快適性を備えた実用性の高い4ドアモデルだ。
またM850i xDriveでは、フロントスポイラーアタッチメント、Mエクステリアミラー、Mリアスポイラー、Mスポーツブレーキシステム、Mスポーツディファレンシャル、Yスポークデザインの20インチM軽合金ホイールも奢られる。
ボディカラーには新たに、スカイスクレイパーグレーメタリック、サンレモグリーンメタリック、Mポルティマオブルーメタリック、BMWインディビジュアルフローズンタンザナイトブルーメタリックの4色が追加された。
ちなみにパワートレーンはこれまでと同様、M850i、 840i 、840dの3つのエンジンにFRあるいはxDriveの組み合わせだが、840dには48Vのマイルドハイブリッドシステムが搭載される。