高出力化と同時に、使い勝手が大幅に向上
新たに登場したハンディタイプ発電機「ホンダEU26iJ」は、発電機専用として新開発された排気量130ccの「GX130」エンジンを搭載。高回転域での熱負荷を軽減する強力な冷却構造を採用したほか、オルタネーターに高い磁力特性をもつネオジムボンド磁石をホンダの発電機として初めて採用して、定格出力2.6kVAという高出力と同時に、26.5kgの軽量設計、約16%の燃費向上を実現している。
また、電子制御燃料噴射装置(Fuel Injection=FI)の採用により、チョーク操作を必要としない2ステップ簡単始動を実現したほか、リコイル操作で発生する電力のみでFIの起動を可能としたことで起動用バッテリーが不要となり、長期保管時のバッテリー充電、キャブレター内のガソリン抜きなどのメンテナンスも不要となった。
さらに、専用アプリ「Honda My Generator(ホンダ マイ ジェネレーター)」をダウンロードした端末と「ホンダEU26iJ」をBluetooth で接続することで、離れた場所からのエンジン停止や稼働状態の確認などの操作ができるようになった。本体価格は39万8200円。
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電子制御燃料噴射装置(Fuel Injection=FI)の採用により、始動はエンジンスイッチを入れて、リコイル操作するだけ。リコイル操作で発生する電力だけでFIが起動する。
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外装パネルを組み合わせたモノコック構造。
ホンダEU26iJ 主要諸元
全長×全幅×全高:571× 306× 452mm
乾燥質量:26.5kg
定格出力:2.6kVA
連続可能運転時間:約8.6〜約3.3時間
エンジン:GX130 空冷4ストローク単気筒OHC
総排気量:130cc
燃料:自動車用無鉛ガソリン
始動方式:リコイルスターター(手動)