2022年6月20日、モリタ ホールディングスは同社の連結子会社であるモリタが、6月29日(水)〜7月1日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第1回 地域防災 EXPO」に、IoT 搭載トイレカーや簡易型止水板などを出展すると発表した。

全国の自治体・公共施設へ風水害へのソリューションを提案

モリタホールディングスの連結子会社、モリタは日本で初めてガソリンエンジンによる消防ポンプを完成させた会社だ。現在は消防車のトップメーカーであるだけでなく、防災、産業機械、環境車両などの事業にも取り組んでいる。

画像: 簡易型止水板「Flood Guard F」の設置例。

簡易型止水板「Flood Guard F」の設置例。

今回、モリタが出展する「第1回 地域防災 EXPO」とは、自治体向けの災害(地震・津波・台風・雪害など)対策が出展する、初の専門展だ。自治体向けの防災対策が一堂に出展し、全国の自治体・公共施設の防災担当や危機管理担当との商談の場となる。

全国の自治体・公共施設では近年、激甚化、頻発化する風水害から住民の命や財産を守るための備えが、喫緊の課題となっている。モリタのブースでは、「見て、触れて、その効果を実感! モリタの水害対策ソリューション」をテーマに、災害発生前の予防から発生後の復旧までを想定した製品・サービスを取り揃え、災害の各フェーズにおけるソリューションを提案する。災害現場で実際に利用する際のイメージを、タッチ&トライでリアルに体感できるという。

画像: リチウムイオン電池搭載可搬式電動装置「With-e」。

リチウムイオン電池搭載可搬式電動装置「With-e」。

主な出展品目は、まず、災害が発生したのちに避難所などで、使用状況や運用情報を可視化する「IoT トイレカー」(タイトル画像)。IoTとは「Internet of Things」の略で、通信機能を持たせてインターネットに接続することで、データの管理や計測などを行うものだ。

また、ゲリラ豪雨などによる浸水を防ぐときに、重い土嚢ではなく比較的簡単に設置できる簡易型止水板「Flood Guard F」。さらには消防団の活動を支援する消防団員管理アプリ「Fire Chief」、バッテリー式LED投光器「Nomad」、リチウムイオン電池搭載可搬式電動装置「With-e」、排水ポンプ(水中ポンプ)、国際ハラール認証 抗ウイルス・抗菌+消臭剤「AminoArea-neo」なども出展される。

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