2022年6月24日、ダイハツ工業(以下、ダイハツ)は6月19日に公開して20日から先行受注を開始した「コペン 20周年記念特別仕様車」の受注台数が限定台数の1000台に達したことを発表。価格発表を待つことなく、受注を終了することになった。

カタログモデルは今後も継続して販売中

ダイハツの軽オープン スポーツカー「コペン(COPEN)」は、2002年6月19日に初代が発売された。その生誕から20年を迎えた2022年6月19日、初代コペン発売から20周年を記念した「コペン 20周年記念特別仕様車(COPEN 20th Anniversary Edition)」が公開された。

画像: 特別仕様車に限定色はなかったが、カタログモデルと同じ9色が設定されていた。

特別仕様車に限定色はなかったが、カタログモデルと同じ9色が設定されていた。

この特別仕様車は2022年9月に1000台限定で発売を予定し、6月20日から受注を開始すると発表した。それからわずか4日後の6月24日、受注台数は早くも限定台数の1000台に達し、受注は終了となった。

現行型の2代目コペンとしては初の本革製スポーツシートやMOMO製 本革巻きステアリングホイール、BBS製鍛造アルミホイールなどといったスペシャルアイテムを満載した特別仕様車だが、まだ車両価格は発表されていない。それでも5日間で1000台が受注されてしまうのは、この特別仕様車の注目度の高さを感じさせる。

なお、ディーラーで確認したところ、受注した人には車両価格が知らされていたようで、5速MT車は229万9000円、CVT車は224万4000円(いずれも税込)ということだった。

この人気の高さは、2022年3月に生産終了したホンダ S660が、ファイナルモデルの「モデューロX バージョンZ」を含めて、約1年前に完売してしまった状況とよく似ている。

だが、ダイハツでは現在のところコペンの生産を中止する予定はない。ベースとなったセロ(Cero)をはじめ、ローブ(Robe)、エクスプレイ(XPLAY)、そしてGR スポーツといったカタログモデルは、今後も継続して販売される。

いずれにしても、この特別仕様車は将来的にコレクターズアイテムになることは間違いなし。手に入れることができた人は、納車されたら転売などしないで、大事に乗り続けてくださいね!

画像: 20周年記念特別仕様車には、現行型コペンでは初めて本革製スポーツシートを装備した。

20周年記念特別仕様車には、現行型コペンでは初めて本革製スポーツシートを装備した。

画像: 写真左から、初代コペン、セロ、ローブ、GRスポーツ、そしてエクスプレイ。

写真左から、初代コペン、セロ、ローブ、GRスポーツ、そしてエクスプレイ。

■ダイハツ コペン 20周年記念特別仕様車 主要諸元

●全長×全幅×全高:3395×1475×1280mm
●ホイールベース:2230mm
●車両重量:850kg<870kg>
●エンジン:直3 DOHCターボ
●総排気量:658cc
●最高出力:47kW(64ps)/6400rpm
●最大トルク:92Nm(9.4kgm)/3200rpm
●トランスミッション:5速MT<CVT>
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:レギュラー・30L
●WLTCモード燃費:18.6km/L<19.2km/L>
●タイヤサイズ:165/50R16
●車両価格(税込):229万9000円<224万4000円>

This article is a sponsored article by
''.