ポルシェから販売されたSUVのカイエンは、幅広い方々に支持されるようになりました。ここではカイエンの実勢買取価格を公開し、どうすれば高く売却できるかお伝えします。
カイエンはポルシェのイメージを変えた車種として、国内のみならず世界中で人気のクルマのひとつです。登場から20年余り経っていますが、それでも人気の陰りはなく、他のSUVに比べて高い金額で買取されている印象です。
しかし、バリエーションが豊富なことから買取価格にもに大きな幅があるので、売却時には注意しなければなりません。
この記事では、楽天Car車買取からの情報提供を受け、実勢買取価格を公開し、合わせて高く買取してもらうポイントもお伝えします。この記事を参考に、ぜひ納得いく売却を実現してください。
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ポルシェ カイエンの買取価格データを公開!
カイエンは、2002年にポルシェから新しくデビューしたSUVとして瞬く間に世界中で大ヒットしました。
初代ポルシェ カイエンの買取実績データ
初代のカイエンは、2002年にデビユーして2010年の3月まで販売されました。今までのスポーツカーメーカーというイメージにプラスすることで、多くのユーザーの獲得に成功したクルマです。
その実勢買取価格は以下のとおりでした。
年式 | 買取総額 |
---|---|
2006年 | 467,600円 |
2007年 | 306,600円~797,100円 |
2008年 | 656,300円 |
※情報提供:楽天Car車買取
「ポルシェは値落ちしにくいクルマ」として知られていますが、さすがに2世代前のポルシェカイエンは100万円を切る買取価格なので、厳しいと言わざるを得ないでしょう。
しかし15年落ち以上でも買取されているのは、さすがポルシェです。これなら、グレードや走行距離などのクルマの状況によっては、もう少し良い金額で買い取られる可能性もあると考えられます。
ただし、やはり初代の場合は時が経つにつれ値下がりは避けられない印象です。初代を売ろうと考えているなら早めの行動が吉となることは間違いないと思われます。
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2代目ポルシェ カイエンの買取実績データ
2代目カイエンは、2010年3月から販売が開始され2017年まで販売されました。初代より大型化しましたが、軽量化や低燃費化が図られるなど、大きく進化しています。
すでに現行型ではありませんが、今も中古車市場では人気です。そんな2代目カイエンの買取実績は以下のとおりでした。
年式 | 買取総額 |
---|---|
2011年 | 1,934,000円~2,916,600円 |
2012年 | 2,143,900円 |
※情報提供:楽天Car車買取
すでに10年以上落ち近いにも関わらず、200万円を超える価格で買取されているのには驚きです。
もちろん、グレードや走行距離などが買取価格に大きく影響していますが、買取額には期待を持てるデータがとれました。
ただし、これから3代目が中古車市場に流通し始めると、2代目は急激に下落することも予想されます。グレードによる価格差も大きくなると考えられるので、早めの売却がおすすめです。
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3代目ポルシェ カイエンの買取実績データ
3代目カイエンは2017年末に日本導入が決まり、2018年からデリバリーが始まったという背景から、中古車市場での流通台数はそれほど多くありません。その実勢買取価格は以下の表の通りでした。
年式 | 買取総額 |
---|---|
2018年 | 4,804,400円 |
2020年 | 11,225,500円 |
※情報提供:楽天Car車買取
買取価格は2年でかなり差がありますが、この差は年式というよりグレードの差でしょう。これはポルシェカイエンのグレード構成に幅があるため、買取相場も幅広く形成されているからです。
まだ登場して間もないことから中古車市場での流通量は少なく、高額買取が期待できます。特に人気グレードや低走行車だと高額買取が期待できますが、買取業者によって買取価格が大きく変わることも念頭に置いて査定したほうが良いでしょう。
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また、希望買取価格を自分で設定できるので、納得いく査定額がつきやすいという特長もあります。
さらに、一括査定と違い、煩わしい電話営業は一切ありません。入札でどんどん価格が上がっていく様子がスマホから確認できるライブ感も好評で、車両チェックから出品までも、楽天Car車買取の専門スタッフが丁寧にサポートしてくれますので、初めてクルマを売る方でも安心です。
市場価値の高いポルシェ カイエンだからこそ、少しでも高く売りたい方、初めてクルマを売る方におすすめのサービスですので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
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ポルシェ カイエンの中でも高額査定で期待できるモデルやグレードは?
カイエンは、ポルシェという世界屈指のスポーツカーメーカーのSUVということから、高いスポーツ性能を持つモデルを求めるユーザーが目立ちます。そのためベースグレードとスポーツグレードではかなりの価格差が生まれやすいです。
カイエンは初代からある程度グレードにバリエーションを豊富に用意していましたが、世代を重ねるごとにスポーティで環境に優しいグレードを増やしており、世代が新しいほど高性能なカイエンに人気が集中しています。
また、それぞれのグレードには様々なオプション装備がオーナーの好みでチョイスされ、同じグレードでも装備次第で全く異なる査定額になることも珍しくありません。
人気はターボやGTS
ポルシェ カイエンはベースグレードでもハイパワーのエンジンを搭載しており、スポーツカー顔負けの運動性能を誇ります。しかし、それでは飽き足らないのがポルシェファンです。より一層強力なパワーのあるターボやGTS系のモデルは、ベースグレードより中古車市場で人気が高くなっています。
初代の人気モデルは、V8エンジンを搭載した「カイエンS」「カイエンターボ」「カイエンGTS」でしょう。いずれも、ハイパワーエンジンでポルシェらしい走りを体験できますが、カイエンSとカイエンGTSに6速MTが用意されている特徴もあります。中古車市場で球数が少ないことから査定額も期待できます。そして2008年に登場したターボSは、ターボより50psアップしたエンジンを搭載しており、中古車として安価で買えるようになった初代モデルの中で特に人気です。
2代目も、初代同様「GTS」「ターボ」「ターボS」といったスポーツモデルが買取市場で人気ですが、さらに2代目から登場したハイブリッドグレード「Sハイブリッド」や「S Eハイブリッド」にも注目が集まっています。
3代目になると、どのグレードも高額査定が期待できますが、やはりスポーツグレードの「ターボ」「ターボS」「GTS」といったモデルに注目が集まっています。
このように、初代から現行モデルまで買取市場で人気があるグレードは、ポルシェらしいスポーツマインド溢れるグレードです。
プラグインハイブリッドモデルは中古車市場で人気上昇中
カイエンはマイナーチェンジを初代から繰り返していますが、2代目が現行であった2014年に大きなマイナーチェンジが行われ、プラグインハイブリッドの「S Eハイブリッド」が登場しました。電気を活用した豊富な操作性が中古車市場で人気があり、この「S Eハイブリッド」を搭載した個体は査定でも期待が持てます。
ポルシェカイエンのプラグインハイブリッドには、「カイエンS Eハイブリッド」と「カイエンターボS Eハイブリッド」の2タイプがラインアップされてきましたが、新車価格が1000万円以上のターボS Eハイブリッドのほうが高いので、買取市場でも同じように価格差が大きくあります。
とはいえ、どちらも人気あるグレードなので、ターボではないカイエンS Eハイブリッドも申し分ないリセールバリューです。
高級SUVでありながら、スポーツカーでもあるポルシェカイエンには、燃費性能だけでなく走りの楽しさも盛り込まれたハイブリッドが用意され、今までの内燃機関だけの爆発的な運動性能を求める方だけでなく、環境性能も両立したカイエンを求める中古車購入層が増えています。
多彩なオプションが用意されているからこそ必要なオプションに人気
カイエンには様々なオプションが用意されていますが、どのオプションでも人気があるわけではなく、スポーツ性能を高めるオプションや快適性を高めたオプションなどが好まれる傾向があります。
オプションでは内装色も選べることから、内装色も中古車市場の人気を左右し、特にサンドベージュカラーの本革が人気です。
- 人気はエクステリアをスポーティーに演出するオプション
もともとスポーティに仕立てられているカイエンですが、オプションの中からさらにスポーツ性能を際立たせたスポーツデザインパッケージを装備していると査定でも期待できます。
やはり中古車店でも見た目のインパクトを重要視することには変わりありません。ユーザーが求めるカッコよさを高めたポルシェカイエンのほうが売りやすく、査定でも有利に働くことは多いと考えられます。
このほか、エクステリアで人気があるのは、ヘッドライトに「ポルシェ ダイナミック ライト システム (PDLS)を装備したカイエンです。
このPDLSは、国産車でも装備されるようになったヘッドライトの照射方向を自動で切り替えるシステムで、外観では判断できませんが夜間の安全走行を高める重要アイテムとして人気です。
このほか、LEDヘッドライトがオプションで装備されていることや、LEDマトリクスヘッドライト(4灯のデイタイムランニングライトと統合したハイビーム照射位置の自動制御装置)を装備していると人気です。
- 快適装備のシートベンチレーションは高評価
カイエンには様々な快適装備のオプションが用意されていますが、なかでもシートヒーターとシートベンチレーションは人気アイテムです。このほか、ステアリングヒーターもあると良いでしょう。
本革シートは熱がこもりやすく、背中やお尻の下に汗をかくと不快感につながりやすいです。それを解消するのがシートベンチレーションで、特に夏場の運転では快適に運転できると中古車市場で人気アイテムとなっています。
このように、室内を快適にするオプションは中古車市場で人気が高いので、査定がアップします。
ボディカラーは意外に標準色が人気
ポルシェカイエンは比較的落ち着いたカラーが多いのが特徴ですが、ほとんど有料オプションカラーです。しかし、意外に中古車として人気なのは、オプションカラーではない標準カラーです。
オプションカラーは料金に幅がありますが、どれもかなり良い金額であり、高いものだと50万円近いものも存在します。
個性的なカラーより安定的な人気のホワイトとブラック
確かに、オプションカラーは査定でそれなりに評価されます。しかし個性豊かなボディカラーは選ぶ方が限られるので、そのリスクを考えるとリセールバリューが必ずしも良いとは言えません。その反面、世界的にも人気のホワイトやブラックは、国内でも安定した人気があるので買取では高評価です。
オプションカラーが買取で評価されないわけではなく、ホワイト系とブラック系にも「キャララホワイトメタリック」や「ジェットブラックメタリック」といったオプションカラーも用意されており、これらのボディカラーも中古車市場で人気です。
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ポルシェカイエンの高額査定を引き出すポイント
ポルシェカイエンは量産車ではありますが、他のSUVに比べて大きく値を落とすことがないことで知られています。しかし、いくらリセールバリューが良いと言われていても、売る前に準備していなければ高く売ることは難しいでしょう。
少しでも高く売却したいと思っているなら、以下のポイントを押さえておくことをお勧めします。
- できるだけ多くの買取業者で査定する
- ポルシェに詳しい業者で査定する
- どんなオプションが付いているのか整理しておく
- 査定前にはクルマをキレイに
- 整備記録簿を準備しておく
- 売却時期を先延ばしにしない
①できるだけ多くの買取業者で査定する
ポルシェカイエンは人気車種なので、どこで査定をとっても積極的な業者がほとんどだと思いますが、それでも査定額は業者間で違いが見られるので、きるだけ多くの買取業者で査定するのが基本です。
買取価格はお店のタイムリーな事情にも左右かされ、カイエンを探している顧客を抱えている場合や、カイエンの在庫を切らしている場合は通常時より高い査定額をつけてくれる場合もあります。
しかしながら、お店の事情を売却側が把握することはほぼ不可能ですから、好条件を出してくれる店にあたるにはできるだけ多くのお店で査定をとるしかありません。
また、多くのお店で査定をとるということは、今付けられている査定額が妥当なのかどうかの判断材料にもなります。3店舗ほどの査定額を見れば、妥当性が判断しやすくなってくるでしょう。
そういった意味でも、複数店舗の査定をとってみるということはとても重要です。
もし複数の店舗で査定をとるのが面倒な場合や、最高額だけ知りたい場合はネット一括査定が便利です。本記事でも情報提供いただいている楽天Car車買取では、約2,000社の中で最も最高額をつけた一社とマッチングできます。
さらに、最高額をつけた一社のみとのやりとりになるため、一括査定のデメリットであった煩わしい電話営業もありません。
少しでも高くクルマを売るには複数社で査定をとるのは基本ですので、こうしたサービスをぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
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【ワンポイント】事前に買取相場を調べよう
ポルシェカイエンを売ろうと決めたら、先ずは相場のリサーチから始めます。リサーチ方法は、愛車と同じグレードと年式を探し、その中からだいたい同じような走行距離を見つけ出します。すると、大まかな買取相場が見えてきます。相場をオーナーが知ると、査定額を提示されてもその金額が妥当なのか判断が付きます。また、自分で売却できると想像している金額と照らし合わせることで、現実の査定額がわかり、査定士と相場に沿った交渉ができるため、査定士に弱みに付け込まれる隙を与えずに済みます。
②ポルシェに詳しい業者で査定する
ポルシェカイエンはさまざまなオプションが展開されているため、査定士にも知識が求められます。逆に言うと、査定士が著しく知識不足な状態だと、適正な査定は期待できないでしょう。
そこで、ポルシェ専門買取店が近くにあるなら査定の候補に入れたいところです。もし複数専門店がある場合は競合させるのも効果的です。
高額査定を引き出しやすいおすすめの手順は、まず最初にポルシェディーラーで下取り査定して詳細を聞きます。その後にポルシェに詳しい店舗で買取査定してから、一般買取でも査定してみます。
これには、ポルシェに一番詳しいディーラーで、どの程度の価値があるのか大体の金額を出してもらい、それを標準買取価格にして買取業者と査定交渉するということです。
「古くて値が付かない」と言われても1社2社程度では諦めない
先ほどもお伝えしたように、カイエンは幅広いグレード構成と豊富なオプションが用意されているので、査定士の知識がかなり重要になります。
場合によっては「古くて値がつかない」と言われることもあるかもしれませんが、そこで諦めてはいけません。ほかの買取業者に査定してみることをおすすめします。
たとえ国内で販売が難しくても、海外市場向けに仕入れを行なっている業者であれば値段が着く可能性は十分に考えられます。
特にカイエンは人気車種ですので、まったく値段がつかないということは少ないはずです。1社2社程度の査定で諦めず、複数社で査定を撮ってみるようにしましょう。
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③事前に愛車のアピールポイントを整理しておく
ポルシェカイエンを標準装備のまま乗る方はほとんどいないでしょう。必ず新車購入時に何らかのオプションを選択しているはずなので、査定前までにどんなオプションが装備されているのか整理して、査定を有利に進められるようにしておきましょう。
しかし中古車で購入して2オーナー目などの場合、どんなオプションが装備されていたのかすべて把握できていない場合があるかと思います。このような場合、どんなオプションがあるのかポルシェに詳しいショップなどに相談して確認しておきましょう。
査定では、アピールポイントを提示することは査定に有利になるので、オプションはすべて伝えられるようにしておきましょう。
④査定前にはクルマをキレイに
高級車であるカイエンは見た目も査定に影響しやすいです。査定前には必ず内外装を入念に掃除しておきましょう。
逆に汚い状態で査定に出すことで、これまでの扱いに疑いを持たれ、必要以上にマイナス査定を受ける可能性もゼロではありませんので、十分にご注意ください。
外装はツヤを出しておく
査定士が最初に目にするのは外装です。外装のツヤがなくなっているなら、ツヤ出ししてキレイにしておきましょう。
カイエンのオーナーはクルマを大事に使っている方も多いですから、ガラスコーティングを施工している方もいるでしょう。施工後は3年程度ノーワックスでツヤと撥水が続くので、日頃の洗車の手間が少なく便利ですが、なにもしなくて良いわけではありません。
新車ディーラーでも、コーティング業者で必ずメンテナンスを定期的に進めているはずです。そこで査定前には、メンテナンス剤を使用してツヤと撥水を取り戻しておくことをおすすめします。
もちろんワックス派の方は、査定前にワックスがけをしてピカピカにしてキレイにしておくと査定で評価が上がります。
このほかヘッドライトレンズや未塗装樹脂の劣化も、高級車としての威厳を大きく低下させるので、レンズ磨きや樹脂保護剤などを使用してキレイにしておくと良いでしょう。
車内の生活臭はマイナス査定なので入念な消臭を
内装は、定期的に掃除してもかなり汚れが溜まりやすいです。特にファミリーでの使用頻度が高かった場合は要注意です。汚れは車内に生活臭を強く染み付かせているので、キレイに掃除してから査定しましょう。
臭いの原因の殆どは汚れです。特に天井は意外に拭き掃除をしてこなかった方も多いでしょうから、汚れと臭いがこびりついています。丁寧に硬く絞ったクロスで拭き掃除しましょう。
また、タバコ臭、ペット臭も査定に響きます。日本自動車査定協会では細かく査定基準を決めており、タバコ臭やペット臭が残っていると、それぞれ9万6000円も減額されますから注意しましょう。
また、ペットの抜け毛があるとさらに9万6000円のマイナスが追加され、合わせて19万2000円もマイナス査定を取られます。ペットを同乗させていたポルシェカイエンは、念入りな車内清掃が高く売るためのポイントです。
⑤整備記録簿を準備しておく
クルマには、経歴がわかる整備記録簿が備え付けられているので、査定までに整備記録簿を時系列で用意しておきます。
整備記録簿は、どのような整備がされてきたか知るうえで重要な書類なので、査定では重要です。もし整備記録簿がないと、そのポルシェカイエンはどんな整備がこれから必要なのかわからないことや、適正に整備されていないと判断されてマイナス査定を取られます。
整備記録簿などないという方もいますが、車検を受けていれば必ず24カ月点検記録簿が作成され、整備記録簿として保存されます。また、整備工場で些細な整備を行っても整備記録簿が保存されるので、クルマのダッシュボードを確認してみましょう。
仮に整備記録簿を捨ててしまっていた場合、再発行できません。クルマの掃除のときに捨てることがないよう注意が必要です。
⑥売却時期を先延ばしにしない
中古車販売では年に2回の決算時期があり、その時期の中古車買取はかなり良い金額で買取されます。しかし売る時期は、売りたいときが一番高値であり、それを逃すと少しずつ価値は下落します。
ポルシェは、人気があるので値落ちが少ないと言われていますが、実際はそうではありません。どんなに人気があっても、時間とともに価格は少しずつ下がります。
ただし、3月や9月といった決算時期に向けて、中古車店ではクルマを多く仕入れます。それに従い、業者オークションも相場が上振れするので相場が少しだけ上がります。これは需要供給の原理であり、欲しい業者が多いため価格が上昇に転じる現象が発生するからです。
しかし、このピンポイントを狙った売却は、その時期に近い時期であれば効果はありますが、そうでなければその時期に向けて売却を調整するのは、かえってクルマの価値が落ちるのを待っているだけに過ぎません。
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ポルシェカイエンの買取でよくある質問
Q.ポルシェカイエンの事故車を売却したいのですが買取できる業者はありますか。
A.年式やグレードにもよりますが、修理したほうが良い場合とそのままのほうが良い場合があります。いずれにしても人気あるポルシェカイエンなので、たとえ走行不能の事故車でも買取する業者はあります。
Q.ローンがまだ残っていますが売却できますか。
A.ローンが残っていても買取できますので、買取業者に相談すると良いでしょう。方法としては、残債を売却金額で完済することですが、足りない場合でも買取業者が斡旋するローンを組み直して全て完済できます。
まとめ
世界的に人気があるポルシェカイエンは、国内需要も盛んなことから高値で買取される車種です。しかし高く買取してもらうには、数多くの買取業者で査定額を比較して交渉することが基本です。
また、ポルシェカイエンには多くのオプションも用意されているので、愛車のグレードだけでなくオプションの種類も把握して査定時にアピールすることが、高値を引き出すポイントでしょう。