迫力のエクステリアがその存在感をアピール
レクサスブランドのFRコンパクトスポーツセダン「IS」のラインナップが、異次元レベルで強化される。北米中心で販売されていた「IS」のハイパフォーマンスモデル「IS500」をベースとした「IS500 Fスポーツパフォーマンス(F SPORT Performance)」が、仲間入りするのだ。「IS500」はもちろん、日本初導入だ。
このモデルは、2022年6月に発表されたRX500h Fスポーツパフォーマンス
と同様に、従来の「Fスポーツパッケージ」の仕様に加え、パワートレーンを強化した「Fスポーツパフォーマンス(F SPORT Performance)」パッケージが施される。
搭載されるV型8気筒5Lエンジンは、最高出力354kW(481ps)、最大トルク535Nm。圧倒的に伸びやかな加速感と官能的なサウンドが追求されているという。
乗り味は、AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システム)やEPS(電動パワーステアリング)でチューニング行うとともに、リアに「パフォーマンスダンパー」を追加することで、さまざまなドライビングシーンに応じた優れた乗り心地と操縦安定性の実現が図られている。制動力向上は、フロントブレーキに356mm、リアブレーキに323mmの大径ブレーキーローターが担う。
デザインは、大排気量のV8エンジンの存在を感じさせるフード造形や専用ブラックキャリパー、4連エキゾーストマフラーなど、迫力を重視したものとなっている。
なお、「IS500 Fスポーツパフォーマンス」日本国内導入にあたり、特別仕様車“Fスポーツパフォーマンスファーストエディション(F SPORT Performance First Edition)”500台が抽選販売される。抽選の申し込みは、8月25日から9月15日まで販売店で受付し、9月下旬より順次商談が開始される。通常の「IS500」に関しては、2022年冬以降にアナウンスが行われる予定だ。
IS350“F SPORT”モデルからの主な変更点(プロトタイプ)
◎エクステリア
エンジンフード意匠変更
フロントフェンダーパネル意匠変更
フロントバンパーガーニッシュ意匠変更
リヤバンパーガーニッシュ意匠変更
4連エキゾーストマフラー
専用アルミホイール新規設定
専用ブラックキャリパー
外板色追加設定(チタニウムカーバイドグレー)
F SPORT Performance専用エンブレム(フロントフェンダー)
◎インテリア
8インチTFT液晶メータ専用オープニング
スカッフプレート(フロント : “F SPORT Performance”専用ステンレス[“F SPORT”ロゴ])
“F SPORT”専用ウルトラスエード(ブラック)/“F SPORT”専用L texスポーツシート(運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能付)
“F SPORT”専用ウルトラスエード(ドアトリムアームレスト/メーターフード/フロントコンソール上部/ニーパッド[フロントコンソールサイド]/シフトノブ)
“F SPORT”専用ウルトラスエード/“F SPORT”専用ディンプル本革ステアリング(パドルシフト付)
◎パフォーマンス
5L V型8気筒エンジン搭載
AVS/EPS変更(AVS/EPSともに制御定数変更)
コイルスプリング変更(ばね定数変更)
リヤに「パフォーマンスダンパー」追加
トルセン3LSD(リヤディファレンシャルギヤ)
大径ブレーキーローター(フロント : 356mm/リア : 323mm)
特別仕様車 IS500“Fスポーツ パフォーマンス ファーストエディション”主要装備(プロトタイプ)
◎エクステリア
特別仕様車専用19インチ鍛造アルミホイール(BBS製マットブラック塗装)
ドアミラー(特別仕様車専用ブラック塗装)
◎インテリア
特別仕様車専用アッシュ[オープンフィニッシュ/ベンガラ]+“F SPORT”専用ディンプル本革ステアリング(パドルシフト付)
特別仕様車専用オーナメントパネル[オープンフィニッシュ/ベンガラ]
特別仕様車専用シート(ブラック×ブラウンパーフォレーション/ブラウンステッチ)
“F SPORT Performance First Edition”専用プレート
レクサスIS500(IS350比)主要諸元(プロトタイプ)
●全長×全幅×全高:4760(+50)×1840(+0)×1435(+0)mm
●ホイールベース:2800(+0)mm
●エンジン:5L V8 DOHC
●最高出力:354kW(481ps)/7100rpm
●最大トルク:535Nm/4800rpm
●駆動方式:FR
●タイヤサイズ:前235/40R19、後265/35R19
*()内はIS350との比較