2022年9月9日〜11日、 世界耐久選手権(WEC)第5戦富士6時間耐久レースが富士スピードウェイで開催される。WECが日本で開催されるのは2019年以来3年ぶり。2021年に導入されたハイパーカーカテゴリーの車両が日本に上陸するのは今回が初めてとなる。
ひときわスタイリッシュなプジョー9X8はいよいよ本領発揮か?
第5戦富士のハイパーカークラスのエントリーリストには、3チーム5台の車両が載っている。トヨタGR010ハイブリッドが2台、アルピーヌ・エルフ・チームのA480が1台、それに、プジョー・トタルエナジーズのプジョー9X8が2台だ。第3戦ル・マン24時間や前戦モンツァ6時間に出場したグリッケンハウス・レーシング(グリッケンハウス007LMH)はエントリーしていない。
ちなみにトヨタGR010ハイブリッドは3.5L V6ツインターボにハイブリッドの組み合わせ、プジョー9X8は2.6L V6ツインターボとハイブリッドの組み合わせ。アルピーヌA480はハイブリッドシステムを搭載していない。
このほか、空力デバイスやサイズ、ハイブリッドの場合はモーターを使用できる速度域も細かく規制されているが、トヨタGR010ハイブリッド、プジョー9X8、アルピーヌA480が富士スピードウエイでどんな戦いを見せるのか、世界が注目している。
WEC第5戦富士6時間は、9月9日11時から始まる公式練習でスタートする。
■2022年WEC第5戦富士6時間耐久レース スケジュール
公式練習1回目:9月9日11時〜12時30分
公式練習2回目:9月9日15時30分〜17時
公式練習3回目:9月10日10時20分〜11時20分
GTEクラス予選:9月10日14時40分〜14時50分
パイパーカー/LMP2クラス予選:9月10日15時〜15時10分
決勝 :9月11日11時〜17時