ネーミング由来のモデルをオマージュしたエクステリア
アメリカンマッスルカーを象徴する「ダッジ チャレンジャー」の生産中止に向け、「ラストコール」(ラストオーダーとか最後のチャンスという意味)と名付けられた7種類の特別仕様車が、順次リリースされている。今回登場した「2023チャレンジャー ブラックゴースト」は最後から2番目、つまり6番目目となる特別仕様車となる。
![画像: ベースは「チャレンジャーSRTレッドアイ ワイドボディ」。807psのV8 HEMIエンジンが搭載される。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/09/23/190181f073e5abb827752d9bc9cabed85b8d2bac.jpg)
ベースは「チャレンジャーSRTレッドアイ ワイドボディ」。807psのV8 HEMIエンジンが搭載される。
「2023チャレンジャー ブラックゴースト」は300台限定で販売され、その名は1970年代にその高い性能から大きな話題を呼んだV8 HEMIエンジン(クロスフローOHV方式のハイパフォーマンスエンジン)搭載の特別仕様車「チャレンジャーRT SE」のニックネームが由来となる。ベースは807psのV8 HEMIエンジン搭載の「チャレンジャーSRTレッドアイ ワイドボディ」だ。
エクステリアも由来のマシンをリスペクトした仕様となり、特にオリジナルの近いブラックの「ゲータースキンルーフ」(特殊樹脂製ルーフ)の装着が目を引く。そして、フロントグリルの造形をはじめ、フェンダー、スポイラーバッジ、ミッドナイトメタリックSRTグリルバッジなどがそのヒストリック性を強調する。
インテリアは、アルカンターラ/ラグナレザーがシートとシートクッション採用され、アルカンターターラレザーのステアリングには赤いSRTロゴ施される。機能面では、足元に6ポッドのブレンボブレーキシステムが装備される。
さて、いよいよ生産中止に向け秒読み段階に入った「チャレンジャー」だが、気になるのが「ラストコール」最後となる、7番目の特別仕様車。その姿は、2022年11月1日から4日まで行われる「2022年SEMAショー」(米ラスベガス)でお披露目される予定だ。
![画像: インスパイアされた「チャレンジャーRT SE」(1970年代登場の特別仕様車)のルーフを模した「ゲータースキンルーフ」。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/09/23/fc66ac3b5c5ff697c693d5b5d880d49c01bcea02.jpg)
インスパイアされた「チャレンジャーRT SE」(1970年代登場の特別仕様車)のルーフを模した「ゲータースキンルーフ」。